投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール
- ダイヤモンド社 (2015年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478064856
作品紹介・あらすじ
信頼と「つながり」によって、お金、投資、経済のあり方を変えてきたプロフェッショナルが目指すものとは。予測はしない。投資先企業をすべて明かす。赤字、非上場でも長期投資-ありえない運用を支える手法と哲学のすべて。数兆円を運用する外資系金融の職を辞し、社会性と経済性を両立する金融ベンチャー「鎌倉投信」を立ち上げた稀代のファンドマネージャー、初の著書。
感想・レビュー・書評
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#3332ー155
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鎌倉投信さん、実は弊社のサービスのユーザーでもあるらしく、著者の講演を聞く機会があったので、読んでみた。近年の日本の金融業界は、マネーゲームに明け暮れる投資銀行、詐欺商品を売り付けて利幅を確保する証券会社、雨が降ると傘を回収しに来る都市・地方銀行、未成熟で幼稚なファイナンシャル・マーケットと、完全に機能不全に陥っている。そんな中にあって、お金の流れを選択的に制御することで人や社会をより良い方向に向けていくという金融が持つ本来の機能に立ち戻り、小さいながらも信頼(credit)を積み上げていっている人達の物語。信託報酬 1%は小さくないので自分自身は投資しないが、もう少し興味を持って鎌倉投信を調べてみよう。
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いい会社を増やすことが大事。
いい会社とは、
強みを理解し、社会的価値とつなげ、継続的に成長する仕組みを持っている企業。 -
業績の予想をせず、ちゃんとしたビジネスを確立している銘柄に分散投資をする。
そして、株価が目標値に達したら売って、目標値以下になったら追加購入するという手法は、鎌倉投信が投資対象としている企業ならばありなんじゃないかと思います。
現金比率も高いので下がった時に強いというのも何となくわかった気がします。 -
鎌倉投信の宣伝本
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鎌倉投信の「結い2101」の元ファンドマネージャー、新井和宏さんが、在職中に書いた本。
独立系投信のなかでも、ひときわ異色の存在感を(良い意味で)放つのが鎌倉投信。
リターンはお金だけではない(資産の形成、社会の形成、心の形成)。
投資先の倒産は真のリスクではない。真のリスクは社会からいい会社がなくなること。
投資手法の高度化が投資家と投資対象を分断している。
など、独自の世界観が語られます。
金融の在り方に対する本質的な問題提起をしている本であり、おそらく10年後、20年後に読んでも、「う~ん」と深く考えさせられる良書だと思います。 -
お金の本当に満足出来る使い道が、分かった気がします。
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2018/12/2 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-920.html
・ 特定非営利活動法人「URLはこちら http://iikaisha.org/ 『いい会社をふやしましょう 』 : 」
・ 金融ベンチャー「URLはこちら https://www.kamakuraim.jp/ 『鎌倉投信 』 : 」
投資は「きれいごと」で成功する―
―「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール
内容 :
赤字、非上場でも長期投資-。
数兆円を運用する外資系金融の職を辞し、社会性と経済性を両立する金融ベンチャー「URLはこちら https://www.kamakuraim.jp/ 『鎌倉投信 』 : 」を立ち上げた稀代のファンドマネージャーが、ありえない運用を支える手法と哲学のすべてを明かす。
著者 : 新井 和宏 → URLはこちら https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%BA%95%E5%92%8C%E5%AE%8F 『Wikipedia 』 :
1968年生まれ。東京理科大学工学部卒。鎌倉投信株式会社取締役資産運用部長。
横浜国立大学経営学部非常勤講師、特定非営利活動法人「URLはこちら http://iikaisha.org/ 『いい会社をふやしましょう 』 : 」理事などを務める。
2018/9/21 新刊棚で見つけて借りて読み始める。 読み終わる。
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鎌倉投信「結い2101」