- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478027738
作品紹介・あらすじ
使うのはかんたん。しかも使えば使うほど、考えるのが楽しくなってくる!子どもはもちろん、CEOまで活用できるほど、奥が深い!
感想・レビュー・書評
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00540978
卒業論文をどう書けばいいのか困っている方はたくさんいらっしゃると思います。論理的に考える力を身に付け、まずは研究の全体像を掴む所から始めましょう。
(電気電子通信工学科卒業 院生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近,身の回りでゴールドラットや TOC が流行ってきたので,読んでみた。ブランチ,クラウド,アンビシャス・ターゲットツリーという 3 つのフレームワークについて分かりやすく紹介した本。分かりやすく書かれている分,分かった気になってしまいがちなので,実践が大事。
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使いやすいフレームワーク3選
因果関係から思考を広げるブランチ
矛盾を洗い出しブレイクスルー案を考えるクラウド
障害と乗り越える方法を考えるアンビシャスツリー -
子供でもわかるように、と書かれているので、読みやすかった!
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アンビシャスターゲットツリー(目標を実現するためのツール)
について知りたくて読んだ本。
1.目標を書く
2.目標の達成を阻む障害を考える(複数)
3.挙げられた障害の数々を使って、中間目標を考える
4.中間目標達成のための行動を考える
5.中間目標達成の順序を考える
また、クラウド、ブランチについても説明あり
クラウド(板挟みを解消するツール)
1.主張する行動を書く(働く)
2.主張する行動と対立する行動を書く(働かない)
3.それらの共通目的を書く(ずっと楽しく暮らす)
4.1の行動によって共通目的の何の要望を満たしているかを書く(老後に備える)
5.2の行動によって共通目的の何の要望を満たしているかを書く(毎日楽しく暮らす)
上記により思い込みを見つけ、対立を解消する
ブランチ(問題をわかりやすく整理するツール)
1.下に原因、上に結果のボックスを書き、矢印でつなぐ
2.原因が複数ある時は「かつ」でつなぐ
※ミステリー分析にも使用 -
ストーリー性があり、かつシンプルで読みやすかった。
物事を考えるとき、特に本質を探るアプローチとして、3つの手法が書かれている。
実践あるのみ! -
1.ごちゃごちゃスッキリ!「ブランチ」2.もやもや解消!「クラウド」3.どんよりバイバイ!「アンビシャス・ターゲットツリー」を分かりやすく解説してくれる本。ただ、この本は読むだけではダメで、実践してみて始めて効果が出る本。さっそく明日やってみないと!!"
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図やイラストを使い、わかりやい例えを使って説明してくれるので実生活で活用しやすそう。
※気づきメモ
「ものごとを複雑だと考える」と、ものごとの奥に潜む本質を見つけることが難しくなる。
科学者はどんなに複雑な現象においても「ものごとはそもそもシンプルである」と考え、そこに潜む法則を見出していく。
人のせいにしても問題は解決しない。でも、問題を自分のせいにするのはとってもしんどい。自分のせいにするというのも、自分という人のせいにしているようなもの。であれば、自分の誤った思い込みのせいにするのはどうだろうか?
ちょっとした発想の転換が必要であるが、多くの科学技術の発明や世の中のブレイクスルーは、世の中の前提を変えてきたことを考えると、「行動」を変えることだけに注目するのではなく、「前提」が変えられないかを考えてみるのも悪くないだろう。
できない理由を挙げることはネガティブに捉えがちだが、そうとは限らない。真剣に考えるからこそ、できない理由が出てくる。できない理由さえ、前もってつぶしてしまえば、必然的にできる可能性はより高まる。 -
2017/8/9
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「書く」ことで自分の思考を整理出来るというのは日々実感していることですが、本書で紹介されている3つの道具を使えば、さらに効果があると思います。
まず、図示することでイメージとして問題を捉えやすくなります。
次に文字に起こすことで他者と問題を共有しやすくなります。他者と一緒に考えることで新しい発見があるでしょう。
そして何と言ってもこれら3つの道具はどれもシンプルかつ汎用性があります。教育のために開発されただけあってとても簡単です。小学生でも出来るでしょう。それでいてどんな問題であっても対処出来る汎用性の高さが魅力的です。
この手のものは実践してなんぼです。早速始めてみましょう。