世界を巻き込む。――誰も思いつかなかった「しくみ」で問題を解決するコペルニクの挑戦
- ダイヤモンド社 (2014年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478026090
作品紹介・あらすじ
国連、スタンフォード大発ベンチャー、パナソニック、MITも魅了された!世界の"一流"は、なぜ彼らと仕事をしたがるのか?マッキンゼー、国連を経てニューヨーク、インドネシアで起業。テクノロジーと寄付者と途上国NGOをつなぐ全世界注目の日本人が初めて語る。
感想・レビュー・書評
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読んでいて、とてもわくわくした。
私も行動したい。途上国の貧困層へのアプローチって
何ができるんだろう。文系の私でも、アイディアと想像力を
活かせば、何かできるんじゃないか。
そうやって奮い立たせてくれる本でした。
著者・中村さんが国連で感じた「違和感」を
自ら起業することによって、草の根レベルで解決していく。
色々なご経験をされているからこそ、
発言にとても説得力があった。重みがあった。
国際協力、援助業界の硬直した点に
メスを入れ、イノベーティブに解決する中村さん。
いやぁ〜かっこいい。読む価値あり。 -
途上国にとって本当に必要なことはなんなのか、を徹底的に考えさせられる
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すごいスピード感でドラマティック!
年表☆ -
世の中にはホント凄い人がいるんだなぁ〜とひたすら感心した。
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社会課題解決やBOPビジネスを行う際のシーズの見つけ方、ソーシャルインパクトのもっていき方、資金調達方法やステークホルダーとの協働方法が書かれている
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コペルニクス設立の経緯とそのビジネスモデル、貧困層の課題解決に必要なことを網羅した本。
著者の課題解決への熱い思いが随所に伝わる一冊である。
やはりここでも原体験の重要性が語られている。
‥実際のところ現場に行ってからでないとわからないことだらけなのだ‥
国連の支援はあくまで政府へのアプローチがほとんどで、ミクロな市民にはその支援が享受されていないことはしばしば起こりうる。そこがコペルニクス創業のきっかけ -
まず著者であり、この書籍の主人公である中村さんがめちゃくちゃ魅力的である。
この書籍を通して見える世界の現実と「適正技術」という問題解決のしくみのお話。世界を変えるためには、何を知り、それを自分の頭で考える必要性に迫られる。
コペルニクを応援したくなる、その気持ちを読了と共に持てた時点で、僕個人として、とても価値のある書籍である。
・メモポイント
-トップダウンだけでは、変わらない現実がある。隣の人の生活が良くなっているのかという本質をどう捉えられるか。
-「現場に行く」ことの大切さ
-NPO・政府・民間とどうパートナーとして組んでいくのか。
-ローテクでもたらすインパクト
課題を解決するために必要なものは、必ずしも最先端のものではない。
ここで書かれている内容から、クラウドファウンディングの可能性など、個人に寄与するだけでなく、社会全体にインパクトを与えることもできるのだと、改めて認識できた。 -
コペルニクをどのような思いで起こし、運営しているのかについて書かれています。淡々と、しかし、思いの強さが伝わってくる一冊です。
やりたいことをやるには、強い思いと行動が必要なんだと気がつかされます。 -
コペルニクって基本的には商社と同じことやってるのね 規模と採算性の違いがあるくらい