- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478021576
作品紹介・あらすじ
世の中のヒット商品はすべて、コンセプトが光っています。アイデアと、それをおカネにする力、仲間をつくる力、これらがつながったとき、強烈なインパクトが生まれます。本書では、そうした「コンセプト立案力」の身につけ方を紹介します。
感想・レビュー・書評
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2021/06/28読了。
仕事で企画書作りに煮詰まって、読んでみようと手に取った本。
わかりやすい言葉で簡潔に書かれているからさくっと読める。
企業に務めていると、与えられた職務の中での価値最大化という狭い視野しか持てない人、挑戦している人を批判することで自分の能力をひけらかそうとする評論家気質な人によく出会う。
そして、在籍年数が長くなるにつれて、自分もその環境に染まり、保身、安定志向が染み付いてしまう。
でも、そこに成長はないと気づかせてくれる本。
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「実現可能性から、ではなく、ワクワクするコンセプトから事業を創ろう」という一言を、うすっぺらな情報で肉付けしただけのゴミのような一冊。
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コンセプト作りに行き詰まっていたのですが、とても明快でたくさんのヒントのある本でした。
実例が多くてわかりやすいです。
コンセプト・ドリブン思考
オリジナルを狙わないクリエイティブ思考
持続可能性をもたらすビジネスモデル発想法
特に、ビジネスモデル発想法として挙げられていた、「顧客」、「提供価値」、「その根拠」の三本柱発想法が、最も足りていなかったところなので、取り入れていきたいです。
まずは、「ニーズを持ち、いろいろと解決策をトライしたことがある人」をターゲットに考えるというのも、当たり前のようで抜けていた視点。
いろいろと考え直そうと思えるし、考えなおしたらできるかもと勇気づけられる本です。
何度も読み返す本になりそう。 -
書いてある事はいい事なんだけど、読んでてワクワクしなかった。
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米コンサル会社として有名なマッキンゼー・アンド・カンパニー出身の著者によるコンセプト立案について書かれた書籍です。面白かったですね。旧来の日本的な情緒的コンセプト主観とは対照的に、非常に現実的にロジカルに分析されています。特に印象的なことが2点あって、まず何よりもインパクトを重視してチャレンジしがいのあるコンセプトを立案する「コンセプト・ドリブン」方式というものと、スティーブ・ジョブズの“クリエイティビティとは組み合わせにす
ぎない”という言葉に象徴されるように、まず発想の引き出しを増やして、それらを組み合わせていくことで物事を創造していくという「組み合わせ能力」というものですね。日本ではまず第一に実現可能性を考えるところから多くのことが出発していたり、個性というワードが先行して個々人のオリジナリティを追求するような風潮が多く見られますが、そういったものは全て根本的に間違っていることが分かります。こういった視点で世の中を見ていくと、何故日本からiPhoneが生まれなかったのかという理由が鮮明に理解出来ますね。これはデザインなどに関しても同じことが言えると思いますね。ビジュアルが優先される日本的なクリエイティブが世界的な支持を得ないという現実にも直結してくるのかと思います。コンセプトというものをインパクトを保持しつつロジカルに構成していく手法は、どのような業種の方にでも重要な考え方なのかと思います。とても興味深い内容でした。 -
なんとなくすーっと中身がはいってきました。
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事例も多く読みやすい。
細かい調整、実現可能性などはさておき、まずはどうしたいか?何がしたいか?を明確に打ち出すということ。 -
「コンセプト」をベースに人生を楽しむ大事な考え方に触れられる一冊。
・クリエイティブな人になりたい
・もっと人生を面白くしたい
・何だか現状がパッとしない
こんな人にオススメです。
コンセプトについて体系立てて整理されていて、非常に整理されます。
考えが整理されると、自ずと自分の中にある何かが動き出します。
単なるコンセプトの作り方、ではなく、それを成功まで導くところまで言及されている点が特にお気に入りです。