いのちのバトン―97歳のぼくから君たちへ (絆シリーズ)

  • ダイヤモンド社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478006801

感想・レビュー・書評

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  • 故・日野原重明医師が97歳のときに、いわさきちひろさんの絵に詩を添えて書いたもの。
    先日我が子たちが小学校から、置きっぱなしだった教科書類を持って帰ってきて、興味をもって道徳の教科書を読んだところ、この本からの引用?らしきフレーズが載っていた。しかし、小学校低学年向けにかなり省略してあって、「いやいや、省略しすぎて原文の良さがほとんどなくなってる!うちの子、原文もちゃんと読めるし!」と思って我が子用に購入。
    97歳でこんなにもピュアな、子どもの心を表現できるのか!と感動します。(それに比べて私の心の、なんとすさんだことか・・・←余計)。
    特に、妹が生まれてお母さんを半分取られそう、と不安になるような気持ちとか・・・。子どもにとって、母の愛は永遠。自分がおじいちゃんになっても、母に愛されたこと、母を取られてさみしかったこととかは、ずっと覚えているものかな。じーんとしました。

  • 96歳になる母親の誕生日
    プレゼントしました。
    繰り返し読んでいました。
    いのちをつないでくれてありがとうね

  • 心で見なくっちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。

    いのちは目に見えないもの。だからこそ。大切やものなのです。

    いのちとは、「君たちの持っている時間」「君たちが使える時間」
    印象に残った言葉は沢山ありますが何度も繰り返し読んで語り継ぎたい本です

  • いのちは目に見えないもの。だからこそ大切なものなのです
    絵や詩を鑑賞する楽しさは、描かれていないことを想像する喜びにあります
    命とは、君たちの持っている時間君たちが使える時間のことです

  • 絵を見ながら文を読みながら五感と心を開けば、その世界は豊かに広がっていいくものだから。

  • 懐かしい感じがします。

  • いわさきちひろの可愛らしい絵に97歳のお医者さんが詩をつけました。
    古きよき時代からの親子であったり友達であったり・・・
    じんわりと共感できるほのぼのしたお話が沢山つまっています。
    その中にちょっぴり難しい医学的なお話も混じっていたりして知的好奇心をくすぐります。
    ながーく生きてきたからこそいのちの大切さを教えてくれる一冊だと思います。

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著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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