- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473044570
作品紹介・あらすじ
〈カエルとウサギはなぜ相撲をとっているの?〉
〈実はとってもおしゃべり!鳥獣戯画が語り出す、動物たちの正体と絵巻の真意〉
漫画やアニメーションのルーツとも言われ、生き生きとした筆づかいで愛嬌たっぷりに動物達を描いた、国宝『鳥獣人物戯画絵巻』(鳥獣戯画)。
老若男女を問わず広く知られている絵巻ですが、描かれた場面の意図や登場人物の関係性など未だ多くの謎に包まれています。
本書は、鳥獣戯画全四巻のうちの甲巻について、「月が舞台」「『大唐西域記』にヒントがある」「明恵の真意」の3つをキーワードに、絵巻に込められた明恵上人の仏教への篤い信仰心や釈迦に対する尊敬と憧れの気持ちなどを読み解きます。
「鳥獣戯画を見たことがあるけど、結局どういう内容で、動物たちはなぜ人間味があるの?」と思う方に読んでほしい、従来提唱されてきた諸説には無い新たな視点から鳥獣戯画のヒミツに迫る新解釈解説本です。
感想・レビュー・書評
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ウサギと蛙と月との関係が、口調は読みやすく書かれているが、後半宗教色が濃く、頭に入りにくかった。もっと、絵の意味をひとつひとつじっくり知りたかったので残念。甲本以外にもあることを知り、他の本も興味を持った。
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へぇ!こういう解釈もあるんだ(゜▽゜*)と楽しく読み始めたけれど、途中から妄想?(・_・)→妄想が暴走?(゚A゚;)→仏教的要素が強すぎて恐い(>_<)と思ってしまった(^^;)いろいろヒミツを探るのも良いけれど、何も考えずに絵巻を眺めている方が私には合っているな(^^;)
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有り 721.2/ミ/20 棚:17