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- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473039972
作品紹介・あらすじ
〈近代の数寄者と交流のあった美術商が語る思い出話が満載〉
〈身近に接した美術商が語る、思い出の数寄者たち〉
各地を代表する重鎮の古美術商、14名の方々が筒井紘一氏が聞き手となり、この業界に携わることで出会った数寄者やコレクターなどの方との思い出話を中心に、美術に対する思いや古美術全般についてなど、貴重な話を聞いた対談集。また、「大師会」100回を記念した座談会や近代における移りゆく茶道具の動向について、五都(東京・大阪・京都・名古屋・金沢)の美術商に話を聞いた内容も併載。巻末には、対談に登場する人物を中心に詳しく解説しています。
感想・レビュー・書評
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お茶はやらないけれど、茶の湯にまつわる道具の話や、骨董・古美術というものに興味がある。
近代茶人や、明治大正昭和の古美術の話を読んでいると、古美術商と数寄者の話が多く出ている。
陰の存在でありながら重要な役割を果たす「古美術商」に焦点をあて、長く商売を続けてきた人たちに、近代数寄者との関係やエピソードをインタビューする、という体の一冊だ。
鈍翁やら耳庵やら、近代数寄者としても茶人としても著名な人たちの名前が実際のエピソードとしてぼろぼろ出てくるし、なんというか、現代では考えられない商売の仕方やモノの買い方で、読んでいて単純に面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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