奇跡の地図を作った男—カナダの測量探検家デイヴィッド・トンプソン

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  • 大修館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469213843

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  • 山下研究室 大阪商業大学 - Osaka University of Commerce
    http://www.daishodai.ac.jp/~shimosan/

    奇跡の地図を作った男 - 株式会社大修館書店
    https://www.taishukan.co.jp/book/b583649.html

  • 19世紀前半に、カナダ北西部の地図を作った男がいた。
    その名前はデイヴィット・トンプソン。新聞の書評欄で紹介されていたので読んでみました。地球を2周以上する距離を測量しながら、子供を育てながら移動したことになる。元ん住民との交渉、野生動物、道なき道を行ったであろう探検。いわゆる探検記はある地点に行って帰ってきましたというものが多いが、これは人生そのものが探検。人生そのものが測量。そして不遇のまま貧困のうちに世を去ってしまった。
     思うにトンプソンは会社のためというより、崇高な目標のために地図をつくったのではないだろうか?もちろんハドソン湾会社や北西会社に雇われて地図をつくり、毛皮を入手したのであろうが、会社人の人生といより、測量士の人生であったという側面が強い。
    著者の下山氏はこれら時代に何がおこったのか丹念に調べている研究者の方のようである。よく調べて、本書を書いてくれたと思う。反面、小説家がこの題材を得たなら例えば吉村昭のような人が書いたら面白い小説になったのにと思う。だれか小説化してくれないかなと思った。

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    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50265717

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