- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784469213430
感想・レビュー・書評
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◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB12193376詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023年7~8月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00502016 -
言語技術とは、言葉を有効に使いこなすためのスキルです。本書では、大学生や社会人に必要な言語能力として、「説明する、報告する、対話する、論文をまとめる、質問する、分析する、討論する」など22の能力が挙げられていて、それらの能力を
向上させるためのトレーニングが狙いです。
まず 「グローバル社会に生きるための不可欠な言語技術とは?」 から始まり、「スキルトレーニング」、「クリティカル・リーディング」、「作文技術」など、言語技術のスキルを、総合的にトレーニングできるような構成になっています。授業でのプレゼン発表やレポート・論文作成、そしてこれから就職活動する人に、必見の本です。
京都外国語大学付属図書館所蔵情報
資料ID:583565 請求記号:816||Sam -
大学生・社会人のための言語技術トレーニング。三森ゆりか先生の著書。言葉の力はすごい。言葉の力は偉大。だからこそ言葉を間違って使ったり言葉を誤って使ったりすると言葉の力が悪い方向に働くことだってある。言葉を間違って使ったり言葉を誤って使ったりすると誤解されたり嫌われたり人間関係トラブルを招いたり自分にとって不利益になることだってある。そうならないためには言語技術トレーニングが必要。言語技術トレーニングは大学生・社会人だけではなくてこどもたちにも必要。
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2021-10-21 点検読書I 完了。具体的な方法が例示されているのがいい。文章を書く系の本はいろいろあれど、独自のバリューをだしているように見える。とはいえ、この本だけで完結はしない。近接領域のディベート、批評の視点、そもそも接続詞の使い方など日本語をどう伸ばしていくのか。などは別の本の領域である。
練習が必要なという意味では、対象を自分で見つけてやってみる系の積極さが必要です。 -
主語を省略しない。日本語はこれが多いため、国語の問題になる。外国語ではありえない。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00490356
世界基準の“ことば力”を身につける
欧米では小学校から体系立てて教えられている「言語技術」。グローバル社会で求められる言語力の土台となるスキルを、具体的な例文や課題を通して学んでいきます。自らの日本語を磨きたい大学生・社会人だけでなく、ことばの教育に携わるすべての人に必須の“世界基準”の知識です。(出版社HPより) -
「大学生・社会人のための言語技術トレーニング」の感想: プログラマの思索 http://forza.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-7830.html
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我が国の国語の授業を根本から変えた方が良いのではないかと思わせるくらい、有益な本。おすすめします。
元東京都知事猪瀬直樹氏が、副知事時代くらいからずっとこの言語技術の必要性を説いていた。
その頃はこの本自体が手に入らなかったが、最近ふとアマゾンを探してみたら普通にあったので購入した。
この本では言語技術という、我が国以外の国語教育でやられているものを紹介している。
文章は徒然なるままに書くのではなく、型に当てはめて書かせる。
その目的は曖昧さを回避し、意志の疎通を完全にするためである。
サッカーにも応用されているというが、たしかに役立ちそうである。
我が国の国語教育は、自分が中学生のときの山中先生を除いては、悉くクソのようだと考えていたが、それが裏付けられた感がある。
山中先生の授業は、言語技術とまではいかないが、文章の読み方書き方を技術的に教えてくれた。
そしてその山中先生はサッカー部の顧問であった。
我が国の国語教育はまだ、教育と言える水準にないと思う。
英語教育云々を語る前に、国語がちゃんとしていなければ、同世代的にも世代間的にも意志が伝わらず、学問も仕事も観光も、あらゆる分野で衰退するだろう。
教科書にしなくてはならんくらいにおすすめする。