私が日本に住み続ける15の理由

制作 : 発行:白秋社 発売:星雲社 
  • 星雲社
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434269240

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    プロローグ―日本の最大の魅力は「日本人」
    第1章 日本人が不思議な親切心を持っているから
    第2章 将来的に世界の文化の中心になる国だから
    第3章 世界に誇る多様なエンタメがあるから
    第4章 アメリカが失った自由があるから
    第5章 間違いなく世界一の食があるから
    第6章 都会の近くに海と山の美しい自然があるから
    第7章 世界が憧れる歴史的な遺産があるから
    第8章 天皇を中心とした国体があるから
    第9章 日本人が世界一の道徳心を持っているから
    第10章 子供が一人で電車に乗れるほど治安が良いから
    第11章 貧富の差が極端に少ない社会だあら
    第12章 アメリカが失った公の精神があるから
    第13章 宗教のしがらみがないから
    第14章 バラエティに富む安心の住環境があるから
    第15章 外国人にもチャンスをくれる国だから

    2021.03.08 読書開始
    2021.03.10 読了

  • 「私が日本に住み続ける15の理由」を読んで、いくつかの点で疑問が残りました。著者が挙げた理由は、確かに日本の魅力的な側面を反映しているものの、それらが必ずしも全ての人にとって魅力的なわけではないと思います。

    例えば、著者が「公共交通機関が充実している」と挙げた点については、確かに日本の公共交通機関は世界でもトップクラスであり、便利な面が多い一方で、混雑や遅延、高額な運賃など、不満も多いと思われます。また、著者が挙げた「独特の文化や伝統に基づく日本のライフスタイル」についても、その独特さゆえに、日本の社会や文化に馴染めない人もいるかもしれません。

    また、著者が挙げた理由の中で、日本人との交流によって得られた文化理解や人間関係についても、実際には異文化間のコミュニケーションには多くの課題があることがあります。言語や文化の違い、異なる社会的背景からくる認識の相違、偏見や差別といった問題があります。

    つまり、「私が日本に住み続ける15の理由」は、著者の主観的な感想に基づくものであり、必ずしも全ての人に当てはまるわけではないということです。日本に住むことを考える際には、自分自身の視点や価値観に合わせて、よく考える必要があるでしょう。

  • 日本の良さを外国の方に教わるとは。日本のことをよく知らないのは実は日本人ではないかと思わされた一冊

  • 日本人として生まれ育ってきていたら、当たり前すぎて自覚していない日本人のすごいところについて。
    海外旅行に行ったりニュースを見たりしてなんとなく感じていたのが、ああやっぱり日本だけだったのか~、と思った。
    本当に、日本で生活して何をやるにしても居心地が良い。
    日本は自由な国だし。
    全ての意見にまっとうな根拠が示されていて、偏った人ではないのだなと思った。アメリカが本で紹介されているような状況だとは知らなかった。

  • ケント・ギルバートさんの著書は3年ほど前に読んだ
    「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」があります。
    本書の内容は(当然ですが)この↑の本の内容と同じ姿勢・切り口です。
    アメリカ人として、愛する日本が間違った方向に進んでいくのが耐えられないので声を上げている、ということです。
    こちら(https://bit.ly/2w9BDu1)の書評を読んでいただければ、感想は大体同じかなと思います。

    今回はさらに丁寧に具体的に日本愛を語っておられ、それはそれでありがたい。
    首肯する箇所も多々ありました。

    広く世界を見聞し、その上で50年住んでいる日本を観察する。
    そこは認めますが、現在の安倍晋三総理大臣に対して完全なリスペクトを表明しています。
    さすがにそこは引いてしまいます。

    折しもここ数日で森友問題が再燃し、かなりやばい事態にもなっているし、新型コロナに対する施策がかなり叩かれている状況でもあります。

    もう、ケントさんの本にお金を払うことはないと思います。

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著者プロフィール

米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年米国アイダホ州に生まれ、ユタ州で育つ。1971年米ブリガムヤング大学在学中に19歳で初来日。経営学修士号(MBA)、法務博士号(JD)を取得後、国際法律事務所に就職し、起業への法律コンサルタントとして再来日。弁護士業と並行して『世界まるごとHOWマッチ』(MBSテレビ系)などテレビに出演。2015年公益財団法人アパ日本再興財団による『第8回「真の近現代史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞。近年は企業経営や全国での講演活動を行いつつ、『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)、『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)などで論陣を張る。

「2020年 『プロパガンダの見破り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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