- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426126193
作品紹介・あらすじ
アレルギー研究の世界的権威が、
医者に治せない免疫疾患の
改善にズバリ答えを出す!
その鍵は……「酪酸菌」と「フラクトオリゴ糖」!
「フラクトオリゴ糖」を十分に摂る
↓
「酪酸菌」が活発になる
↓
花粉症はもちろんアレルギーの9割、うつ、不眠が1日で改善する!
感想・レビュー・書評
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著者の小柳津さんは「すべての病気を食べ物で治す」という目標を持っておられるとか。
アレルギーに関して云えば、炎症反応が原因なのは色んな書籍を読んだがほぼ間違いがない。そして炎症を抑えるのが酪酸菌で、それを育てるのがフラクトオリゴ糖、その栄養を多く含み現実的に摂取しやすいのが「ごぼう」ということらしい。
症状が出た時に薬で抑えるのも大事だと思うが、生活を直さねばいつまでも治癒しない。調べてみると酪酸菌やフラクトオリゴ糖を含む栄養補助食品もあるようだから、生活習慣の見直しとともにそういうものを適宜補えると良いと思った。 -
フラクトオリゴ糖を試してみて、改善したら星5にする
腸内フローラの改善で様々な炎症を抑えるアプローチを知ることができただけでもかなり価値がある
対症療法の薬を服用することが当たり前のように考えていましたが、抗生物質によってめちゃくちゃにされた身体、特に腸内環境の本来の姿を取り戻して、体質改善をするアプローチが書かれている
小難しい話にしないために、科学的なエビデンスの記載は少ない
また、エビデンスも著者のカフェのお客さんなどなので注意は必要だが、事例と理論から考えると試してみる価値は十分にある
個人的には試してもリスクはほとんどないと思う -
水溶性食物繊維であるフラクトオリゴ糖を摂ることによって、大腸の酪酸菌を増やすことができる。酪酸菌がつくる酪酸は、大腸でTリンパ球をTレグ細胞に分化することに関与している。Tレグ細胞は炎症を抑制する働きがある。
ヘルパーT細胞のうち、Th1細胞はウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃し(細胞性免疫)、Th2は、B細胞にIgG抗体をつくらせて、侵入した細菌を攻撃する。Th2が多く、Th1が少ないとI型アレルギーとなる。Tレグ細胞は、Th1とTh2のバランスをとり、免疫寛容を行う。
フラクトオリゴ糖は、ゴボウ、タマネギ、ネギ、ニンニク、アスパラガス、バナナに多く含まれている。著者は、ゴボウを2分の1本、タマネギを2分の1個毎日食べることを勧めている。
フラクトオリゴ糖と糖質制限によって、炎症が原因である認知症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病も治すことができる。100歳まで元気で長生きしている人の便には、大量の酪酸菌が含まれている(辨野義己)。ビフィズス菌は乳児には必要だが、離乳後は必要ない。乳酸菌の健康効果を報告している論文は見つからない。
脳内には神経細胞の10倍のグリア細胞が存在する。グリア細胞には3種類ある。アストロサイトは脳全体に栄養を供給する。オリゴデンドロサイトは、神経細胞のシナプスを囲む髄鞘を形成する。ミクログリアは夜間に神経細胞を破壊し、記憶を固定させる役割を担っている。ミクログリアが暴走すると認知機能の低下を招く。腸内フローラが悪くなると、炎症性サイトカインが増加して、ミクログリアによる神経細胞の破壊が促進される。アトピー性皮膚炎やうつはビタミン、ミネラルの不足によって悪化する。
血中の酸化LDLは中性脂肪と正に相関しており、中性脂肪が高いと動脈硬化を起こしやすい。
サプリメントのうち、EPAとDHAは有効性があるが、ヒアルロン酸、グルコサミン、コラーゲン、コエンザイムQ10には有効性がない(明治大学科学コミュニケーション研究所)。 -
抗生物質を摂取し始めた戦後から腸内環境が荒れることで今までなかった病気や不調が出てきた、それを解決するたまにはフラクトオリゴ糖を摂ること。
いろんな健康法があるけど、他のやり方だと腸内環境を悪化させたり金銭面的な欠点がある。フラクトオリゴ糖を取ることは腸内環境にも金銭面的にも優しい! -
花粉症はフラクトオリゴ糖を摂取すれば治る。
花粉症だけでなく、精神疾患、認知症、つまりアトピーやうつにも効果ある万能薬のようなものとの事。
フラクトオリゴ糖は、牛蒡なら毎日50グラム、玉ねぎ1/2個、あとキクイモ、ヤーコンなどもいいらしい。
抗生物質が悪者で、腸内環境が大切だと言うこと。 -
2023.5.3
本屋で立ち読みで一読。
花粉症もうつも炎症。
なおすには菊芋、ヤーコン、ゴボウに含まれる糖と糖質制限が有効。肌にもよく睡眠にもいい。ゴボウ1日100グラムが目安 -
面白いけど…思い込みの激しさが全面に押し出されててびっくりする。話半分で流しておきつつ、日々の食事にゴボウを積極的に取り入れようとは思った。
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酪酸菌を活発にする為にフラクトオリゴ糖を含有する牛蒡を摂る 花粉症も鬱病も免疫細胞が起こす炎症が原因 フラクトオリゴ糖を大量に摂っていると、蜂に刺されても、蚊に刺されても腫れません。 免疫寛容 アレルギーは抗生物質が腸内フローラを撹乱したことで、起こる
太極堂と申します。
外からコメント失礼します。
私は酪酸菌の摂取を始めて1年以上経ちますが、効果の程は「どちらか...
太極堂と申します。
外からコメント失礼します。
私は酪酸菌の摂取を始めて1年以上経ちますが、効果の程は「どちらかといえば、ある」といったところです。
症状は軽減したと感じますが、甘いものを口にすると、てきめんに悪化します。
その意味では、摂取と共に生活を正すのが大切なようです。
以上参考になりましたら幸いです。
> 摂取と共に生活を正すのが大切なようです。
ありがとうございます。
サプリメントや薬は苦手なので、ヨーグルト(乳酸菌...
> 摂取と共に生活を正すのが大切なようです。
ありがとうございます。
サプリメントや薬は苦手なので、ヨーグルト(乳酸菌)と海藻類を摂って酪酸菌を増やせるようチャレンジしてみます!
甘いモノは止められないから、効果は、、、