誰でもできる! 「睡眠の法則」超活用法

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  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426116774

作品紹介・あらすじ

4‐6‐11の法則と日常のちょっとした工夫で、睡眠の質がグンと良くなる!忙しい毎日でもパフォーマンスが上がる!ベストセラー「あなたの人生を変える睡眠の法則」実践編!

感想・レビュー・書評

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  • 成長ホルモンは入眠から3時間以内が最大。眠りが深いほど増える。

    メラトニンは入眠から3時間後に最大。強い抗酸化作用。
    メラトニンを止めるには強い光。電気では暗い。外の光、または光源に近づく。

    コルチゾールは起床時間前から分泌される。起床時がピーク。

    寝足りないと感じたら、3時までに仮眠をとる。

    成長ホルモンが減るとコルチゾールが増えて、朝寝ができなくなる。

    眠気を無視すると、大脳が一部を眠らせながら活動する。ミスが増える。注意散漫になる。マイクロスリープ。

    δ波の睡眠は夜にとっておく。δ波のときに局所睡眠によって前日の記憶が深くなる。30分以上仮眠するとδ波がでるので避ける。

    夕方は眠らない。

    年をとると睡眠が短くなるのは、基礎代謝が低下、情報処理が少なくなる。メラトニンが減ってリズム全体が前倒しされる。コンパクトな良質な睡眠を目指す。
    夕方の運動、眠る1時間前の入浴で深部体温を上げる。

    浴室の照明を消して入る。ゆったりできる。
    夕食の時間を早めて朝型にする。

    ながら活動は脳を疲弊させる。

    起床から4時間後に眠気があれば、睡眠不足。

    朝の運動は、体を温める飲み物を飲んでから。

    睡眠の記録をつける。

    肩こりのときはうつぶせ寝。
    仰向けは腹式呼吸をブロックした上体、うつ伏せは胸式呼吸をブロックした上体。顔の向きの手を上げて、反対は下げる。

    寝る前に頭頂葉を働かせるために単純作業をする。テレビなどながら作業をすると、前頭葉が働いて脳が興奮する。

    記憶は、深部体温を上げた後の1時間で。風呂に入ってその後の1時間で勉強して、その後他の情報を入れないで眠る。

  • 何冊か睡眠の本を読んだが、それらの本の実行しやすい分をまとめた感じの本。とりあえずこの本を読んで、この本の通り行動すれば睡眠の質が向上するだろうと感じた。
    182ページの図は、とりあえず写真にとって持ち運ぶことにした。

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://kinoden.kinokuniya.co.jp/tit.library/bookdetail/p/KP00081971

  • 2021/09/28 07:49
    4:6:11の法則と、眠気を感じたら目を閉じる、朝ジムに行くなら暖かい飲み物を飲む、でもやはり起きてから11時間後が最適、何時何分に起きると3回唱えて眠る。まずはこれらをやって続けてみよう。まぁそれでもここ一年くらいは一人で起きられるようになっているのだけど…
    作業療法士、こういう本を読むとやっぱ気になるよな。これで食べていくのでなくても、何か今の仕事に関連づけて、できることをやってみたいなと思う。

  • マインドマップ
    1.読む目的
     朝早起きして体を動かし、午前中からバリバリ働き、夜はゆったりとした時間を過ごし、充実感の中でぐっすり眠る。こんな日々を送れたら満足。
     前にこの本を読んで、昼休みに目を閉じるだけでも全然変わると学んだ。最近読んだスタンフォードの睡眠の本を読んだので、それを踏まえてもう一度読んでみよう。
    2.期待すること
     よくよく導入を読んでみると、この本はシリーズの2作目で、実践編らしい。スタンフォードの本で理論は学んだからちょうどいいかもな。
     時間帯別でやるべきことと、タクシー運転手のような不規則なリズムで生活してる人の知恵なども乗っているので、すぐ実戦に回せそう。
    3.読んだ後で、どんな姿になっていたいか
     1で言ったみたいになりたいです。


    ○第2章 朝にしたいこと

    !朝のイライラは休日の朝寝坊が原因?p49
     奥さんが朝イライラしてるよぉ…
     朝にメラトニンが出続けることで、セロトニンが分泌しなくなり、イライラする。そうならないために起床時間を揃えよう。
     女性はセロトニンの合成スピードが遅いので、顕著らしい。
     また、起きる時間に合わせて起床準備をするコルチゾールがゆっくりと分泌される。「朝6時に起きるよ」と言われた人の脳には、3時ごろからゆっくりと。これが急に起きると一度に分泌され、不機嫌につながる。それもまた起床時間を揃えることで解決できる。
    →スタンフォードの本のように、せめて1時間ぐらいの朝寝坊にとどめてみようか。

    ・起きたら1時間以内に光を見る!p56
     窓際1メートル以内に行って光を浴びようp58

    ・脳だけ起こした二度寝で、睡眠リズムを少しずつ前倒しに。p59
     睡眠リズムは1日に1時間ずらすのがやっと。
     →スタンフォードとおんなじや。
     いきなり早起きはできないけど、起きてすぐ光を見れれば起床リズムは少しずつでも前にズレる。二度寝してもいいから、光を見て脳は起こしておこう。
     陽が出ていない時間帯に起きる人は、デスクライトから30センチの近さで1分数える。p62

    ・夜更かしした日はカーテンを開けて寝るp61
     夜更かしした日や深酒した日は朝の光を感じれるようにカーテンを開けて寝る。
     10時ぐらいにはなんとなく目が覚めるだろう。それならば15時ぐらいまでは仮眠してOK。深部体温が上がる夕方には起きていよう。


    ○第3章 昼にしたいこと

    ・人は眠気に慣れる
     人は睡眠不足が続くほど認知能力が低下するが、1週間もすると眠気は強くならなくなる。つまり眠気に慣れる。
     ↑p80にグラフ
     特に眠気を自覚しなくても、ダラダラして日中の生産性が上がらない日があるだろう。それ。

    ・人は現金報酬よりも30分の仮眠を与えた方が生産性が上がるp83
     ↑p83グラフ
     モチベだけにアプローチしても限界があるってことね。

    ・起床6時間後に目を瞑れ!!p84
     人は起床8時間後と22時間後に眠くなる。
     昼食の眠気が訪れる前の、起床6時間後に1〜30分目を閉じる。
     ↑これを実践したらタクシー会社の事故件数が半分になったp86
     ←眠気を感じる前に寝る方が、眠気を堪えてから寝るよりもスッキリするp87
     パソコンの起動中やエレベーターを待っている時、コピーをしているときなど、こまめに目を閉じるだけでも脳は休まる。p95
     特に集中して何かを始める前に効果的p96


    ○第4章 夕方にしたいこと
    ・起床11時間後に体を動かす。
     ←サガーディアンリズムで最も体温が高いこの時間に運動することで、体温リズムを強調する。
     逆に、起床11時間後は絶対に眠ってはいけない。これだけ覚えて帰って欲しいレベル。睡眠の質が負のスパイラルに突入する。

    ・就寝1時間前に入浴で体温アップp110
     体温が上がって、急激に下がるときに眠くなる。ストレッチやヨガも効果的。
    →スタンフォードは90分前って言ってたな。大体おんなじこと言っている。


    ○第5章 夜にしたいこと
    ・夜は光を抑えてメラトニンを分泌p120
     夜はPCメガネをかける
     入浴時は電気を消す

    ・お風呂上がりには膝下に冷水をかけるp123
     水とお湯を交互にかける。血流が良くなり、朝気持ちよく目覚められる。

    ・スヌーズをかけると脳が甘えて起きられないp126
     寝る前や起きた時も時計は見ない。脳と体の時間感覚を合わせよう。

    ・脳を冷やすp129
     脳も臓器のひとつ。深部体温が下がるにつれ温度が下がった血液が脳に流れるのが通常。
     耳の上を冷凍したタオルで冷やすなどすれば、直前まで仕事や勉強をしていても寝つきが良くなる。


    ○「睡眠の法則」超活用法

    ・食事で睡眠をコントロールp139
     生活リズムの起点となるのは、長期絶食後の食事をいつに持ってくるのか。
     朝方にしたい場合は、朝食までの絶食期間を長く設定する。

  • 作業療法士による睡眠改善のための本、第2弾。脳の仕組みに基づいて習慣を変えていくための方法が解説されている。
    第1弾で書かれていたこと、類書で読んだことも多いように感じたが、それでも読む価値のある本だった。

    覚えておきたい点:
    ・目覚ましより早く目が覚めてしまう場合、敢えて就寝時間を遅らせてみる。
    ・パソコン起動中や、場所を変える時(視覚情報からいったん離脱するタイミング)で目を閉じると良い。
    ・長時間のデスクワークでは、ながら活動を控えて脳に入る視覚情報を制限する。

  • シチュエーション別に細かく章立てになっていて
    対策が説明してある。

    簡単なアドバイスが多くあるので
    どれか1つはやってみようという気になる。

    ただ、全体的にまとまりがなく
    ダラダラとした印象を受ける。

  • ■『ここぞというときに力が出せる睡眠の3鉄則』
     (菅原洋平,主婦と生活社,2014)とほぼ同じ内容。
     どちらか一冊を読めば十分だろう。
     個人的には『ここぞというときに力が出せる睡眠の3鉄則』
     の方が簡潔にまとまっていて読みやすいと思う。

  • 「しまった!もっと早く読んでおけばよかった!」。本を読み終わって、こんなに後悔したのは今回が初めてです。
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage218.htm

  • 昼寝大事

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著者プロフィール

作業療法士。国際医療福祉大学卒。民間病院精神科勤務を経て国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在は都内心療内科で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修も全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集めている。主な著書に、14万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、12万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。同じく作業療法士の妻と2児の子育て中。

「2023年 『10歳から育てるすぐやる行動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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