木のものづくり探訪: 関東の木工家20人の仕事

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  • 創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422720258

作品紹介・あらすじ

伝統の技、機能美、気品、遊び心――さまざまな要素が織りなす「木の逸品」を生み出す匠の真髄に迫る。家具作家から木漆工芸家、クラフト作家まで総勢20人のクリエイティブな木の作り手たちが登場。関東地方の工房を訪ねて聞いた、彼らの信念や創意工夫をていねいな取材で伝える。椅子やテーブル、器やカトラリーなど、一生つかえる逸品をフルカラー写真でふんだんに紹介。愛好家から職人まで木工を愛するすべての人に贈る一冊。★活躍中の木工家20名を紹介:関東地方(東京、神奈川、栃木、茨城、群馬、山梨など)に在住する木工家、木漆工芸家、家具修復家、木象嵌作家などを紹介。作品への思いやその人となり、ものづくりへの考え方、愛用の道具といったテーマに迫る。★さまざまな木の作品を掲載:ナラやケヤキの椅子、腰にフィットする椅子、ハイバックチェア、スツール、テーブル、西洋の伝統的な家具、厨子、樹の鞄、挽き物の拭き漆仕上げの器、指物の小箱、刳り物の色漆仕上げの器、クルミのボウル、寄木細工の器、錆絵椀形鉢、木象嵌、カトラリーなど多数の作品を紹介。★約300点のカラー写真を収録:作家の代表作をはじめとする数々の作品、木工家たちが仕事に取り組む姿、工房の様子、愛用の道具などの写真をふんだんに収録。

感想・レビュー・書評

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  • 彼らのものづくりの原点や理念を学べる
    ビジュアルを眺めるだけでも十分満足できる内容
    人間らしさがつまっている

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  • simdesign
     自分がこだわった形でも、他人から見ればどうでもいいということがある。

    スタジオ温
    「へぎ」木材を割り裂き加工する技法

    青梅クラフト
    「錆付け」漆塗りの下地作業。
     砥の粉と生漆を混ぜたものを塗ること。
     その補強の布目も見える状態。
     そのままにしたり、黒漆を一部塗って仕上げる。

    樹の鞄
     樹をスケッチもせず、内側を彫って鞄にする。
     留め具も樹。

  • 色々な作風の木工家20人が紹介されている。

    自分は,シンプルなデザインが好きなんだなあ,と確認できました。

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著者プロフィール

1955年生まれ。編集者。森林から木材、木工芸、木製家具、木育に至るまでの木に関するテーマ、椅子や家具に関するテーマなどを主にして編集・執筆活動を行っている。著書に、『種類・特徴から材質・用途までわかる 樹木と木材の図鑑』『木のものづくり探訪』(創元社)、『新版 名作椅子の由来図典』『手づくりする木の器』『木の匠たち』(いずれも誠文堂新光社)、『日本の森と木の職人』(ダイヤモンド社)、『北の木仕事』『北の木と語る』(いずれも北海道新聞社)など。共著に、『増補改訂 原色 木材加工面がわかる樹種事典』『名作椅子の解体新書』『Yチェアの秘密』『ウィンザーチェア大全』『漆塗りの技法書』(いずれも誠文堂新光社)、『木育の本』(北海道新聞社)など。

「2021年 『板目・柾目・木口がわかる木の図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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