愚者・奇術師 (アルケミスト双書 タロットの美術史〈1〉)

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  • 創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422701615

作品紹介・あらすじ

大好評シリーズ「アルケミスト双書」から『タロットの美術史』篇が登場!15世紀のイタリアで誕生し、現代の人々を魅了し続けるタロット。多彩なイメージとともに、その源流をたどる唯一無二のシリーズ。著者は占星術研究家で翻訳家の〈鏡リュウジ〉。■著者・鏡リュウジよりタロット――この言葉にはどこか妖しく人を惹きつける響きがある。現在の実証的な研究により、15世紀半ばのイタリアで貴族の遊戯用カードとして生まれたことがはっきりした今もなお、タロットが放つ魅力は翳りを見せない。本シリーズは大アルカナと呼ばれる切札の源流をたどり、その元型的な広がりを感じられる絵画作品にリンクを見出し、読者をイメージの旅へと案内しようとするものである。タロットが一葉一葉に引き離された頁でありながら、1パックで1冊の本であるのと同じように、本シリーズは、1冊1冊が1枚の札であるのだ。■本シリーズの特徴・大アルカナを2枚1冊で解説・1巻あたり約40枚の貴重なタロットを収録・古代から現代まで多彩な図像を紹介・〈特集1〉夢然堂「マルセイユ版タロットの世界」・〈特集2〉千田歌秋「近現代絵画に見るタロット」■シリーズ*第1期(2024年1月刊行予定)〈1〉愚者・奇術師〈2〉女教皇・女帝〈3〉皇帝・教皇*第2期(2024年3月刊行予定)〈4〉恋人・戦車〈5〉正義・隠者〈6〉運命の輪・力*第3期(2024年5月刊行予定)〈7〉吊られた男・死神〈8〉節制・悪魔〈9〉塔・星*第4期(2024年7月刊行予定)〈10〉月・太陽〈11〉審判・世界〈12〉小アルカナ

感想・レビュー・書評

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  • [特設サイト]アルケミスト双書 タロットの美術史 - 創元社
    https://www.sogensha.co.jp/special/alchemist_tarot/

    〈鏡リュウジ〉が手掛ける一大プロジェクト『タロットの美術史』が2024年1月より刊行開始!多彩なイメージと共に、タロットの源流へ! | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
    https://www.asahi.com/and/pressrelease/424392184/

    書籍詳細 - 愚者・奇術師 - 創元社
    https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4818
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    (p-leidさん)carbuncleの本棚から

  • タロットカードには全く詳しくないのだが、書評に惹かれるところがあって読んでみた。
    まずは、コンパクトなサイズで中の絵がとても、綺麗でそれだけで惹かれる。
    愚者the fool、奇術師the magicianが、昔よりどう描かれてきたか、西洋絵画の中でどのように彼らが描かれ扱われてきたかをみることができ、興味深い。中世のコロナの絵もあるし、ボスやブリューゲルのちょっとおどろおどろしい絵も魅了される。

  • 2024 絵画と合わせて、本格的なタロットの世界へ

  • タロットカード好きなので気になって購入。
    当時、遇者・奇術師がどう見られていたのか、カードの絵柄、遇者・奇術師が登場する絵画などが見れて面白かったです。タロットカード全種類出っぽいので、できれば集めたい。

  • ●愚者の愚かさ・奇術師の賢さ 愚と賢ー変幻自在に入れ替わり・分別できず タロットの旅≒愚者と奇術師が交互に導く終わりなき道行き 愚者: 社会通念や分別にとらわれない純粋な存在 名画にみる〈愚者〉 マルセイユ版タロットの世界 現代のタロット 近現代絵画に見る愚者 愚者からのメッセージ 奇術師: 2つのイメージに秘められた知と技術への衝動 名画にみる〈奇術師〉 マルセイユ版タロットの世界 現代のタロット 近現代絵画に見る奇術師 奇術師からのメッセージ 歴史:イタリア貴族間で流行 手描き・豪華版→版画・普及版

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著者プロフィール

占星術研究家、翻訳家。1968年京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。著書に『タロットの秘密』(講談社現代新書)など。

「2022年 『ディズニーヴィランズ タロット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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