日本の砿都:石灰石が生んだ産業景観

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422701110

作品紹介・あらすじ

黒いダイヤ・石炭に比して、白いダイヤと呼ばれる石灰石。明治以降、日本各地に分布する石灰石鉱山を中心に形成された鉱山町を「砿都」と称し、その産業景観にスポットを当てながら、砿都ならではの歴史を描き、さまざまな文化を発掘する、初めての綜合的砿都論。かつて栄えた砿都から、今もダイナミックに革新を続ける砿都まで、独自の特徴を持つ景観文化を、著者自らが撮影した膨大な写真を交えて明らかにする、新しい工業風土論。

感想・レビュー・書評

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  • ☆ 尻屋の石灰岩は室蘭に搬出。製鉄に石灰岩(白ダイヤ)不可欠。尻屋崎燈台は2006年土木学会の選奨土木遺産に認定。p.133 福島県田村市には、今和次郎設計による旧大越娯楽場(1926大正15年)が現存している。施主は繭生産組合。

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著者プロフィール

1967年茨城県日立市生まれ。東京工業大学工学部土木工学科卒業。東京工業大学大学院
博士後期課程修了。長大構造事業部、国土交通省国土技術政策総合研究所、東京大学アジア生物資源環境研究センターなどを経て、現在、近畿大学理工学部社会環境工学科教授。英国ケンブリッジ大学マクドナルド研究所客員研究員。著書に『日本の砿都―石灰石が生んだ産業景観(テクノスケープ)』(創元社、2017年/平成29年度日本造園学会賞[著作部門]受賞)、『テクノスケープ―同化と異化の景観論』(鹿島出版会、2003年)などがある。

「2018年 『美しい英国の産業景観(テクノスケープ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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