満洲電信電話株式会社:そのメディア史的研究

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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422300672

作品紹介・あらすじ

「満洲国」において、電気メディア網を構築し管理運営した満洲電電。その事業を、通信(電信電話)と放送(ラジオ)の融合を目指した先駆的事業として再評価する初めての研究。満洲国を物理的交通(鉄道・輸送)から精神的交通(電気・電波)への急速な移行の場として捉え、満鉄重視の史観に対し新たなメディア史的視座を提示し、インターネットを基軸に通信と放送の融合が進む、現代及び近未来をも射程に含める刺激的論考です。

著者プロフィール

1981年北海道生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、筑波大学人文社会系助教。メディア史、歴史社会学専攻。著書に『満洲電信電話株式会社―そのメディア史的研究』(単著、創元社、2016年)、『増補改訂版 戦争・ラジオ・記憶』(共著、勉誠出版、2015年)、『青年と雑誌の黄金時代』(共著、岩波書店、2015年)、『「知覧」の誕生』(共著、柏書房、2015年)などがある。

「2017年 『[秘]外国新聞に現はれたる支那事変漫画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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