日本の祭と神賑:京都・摂河泉の祭具から読み解く祈りのかたち

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422230351

作品紹介・あらすじ

多彩に展開する現代日本の祭を、まず神事と神賑行事に分類し、カミとヒトが織りなす基本構造から図解。神輿・提灯・太鼓台・地車・唐獅子などの祭具が、神事と密接に関係しながらも、人々の楽しみに応えて発達してきた歴史を明らかにする。京都と大阪(摂津・河内・和泉)を中心に日本各地を旺盛にフィールドワークした成果から、人々が熱狂する祭の本質と新たな魅力を描き出す。オリジナル図版、写真、貴重史料も多数収載。

感想・レビュー・書評

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  • 今年は原田神社の秋祭りを見なくては。上新田天神社のとんど祭りも掲載されている。参考文献、索引、祭事日程と内容の一覧あり。
    神輿の発達史、様々な形態。御迎提灯、太鼓台、地車、唐獅子などの祭具の紹介。
    布団太鼓がなぜできたのか知りたいなぁ。

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著者プロフィール

森田 玲(もりた・あきら)
昭和51年、大阪府生まれ。玲月流初代篠笛奏者。㈱「篠笛文化研究社」代表取締役。京都を拠点に篠笛の演奏・指導・製作・販売を行なう。主な著作に『岸和田だんじり祭 地車名所独案内』(古磨屋)、『岸和田祭音百景 平成地車見聞録』(民の謡)、『日本の祭と神賑』(創元社)、『図説だんじり彫刻の魅力』(だんじり彫刻研究会、共著)、『日本の音 篠笛事始め』(篠笛文化研究社)、論文「伊勢大神楽の神楽囃子研究」『民俗音楽研究』(日本民俗音楽学会)、産経新聞連載「探求・日本の神賑」など。第七回なにわ大賞特別賞、第六七回文化庁芸術祭新人賞を受賞。京都市芸術文化特別奨励者。岸和田高等学校卒。京都大学農学部森林科学科卒。大阪芸術大学非常勤講師。

「2021年 『日本だんじり文化論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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