- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422202426
作品紹介・あらすじ
BC5世紀、古代ギリシア文明の登場により、人類の歴史は大きな曲がり角をむかえる。民主政の成立、壮麗なアクロポリスの建設、高度な哲学や文学作品の数々…。そこには2000年後に開化する近代文明の萌芽がすべて含まれていた!古代インド文明、古代中国文明の起源と共に詳述する。
感想・レビュー・書評
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ギリシャ文明は現代のヨーロッパ文明、近代文明を形成する。ギリシャは哲学的な問いを考えだし歴史を発明した事も大きな遺産となる。アレキサンドロス大王の没後幾つかの大国に分かれ、ヘレニズム諸国で文明が生まれギリシャに影響を及ぼした。そしてローマへと受け継がれていく。アジアについては、古代インドでアーリア人がカーストを用いた。世界初と言われる宗教であるバラモン教やヒンドゥー教、仏教が成立する。秦の始皇帝が中国を統一し、秦は一代で終る。孔子が儒教を、孟子が道教を生む。
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RJ3a
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古代ギリシャの「民主政」≒
ある都市国家に所属するギリシャ民族の成人男性のほぼ全員が、
異民族の一部の人々を支配して不労所得を徴収しつつ、
自弁で武装して歩兵としての兵役を担いつつ、
政治に参加した制度 -
<きっかけ>
「選ばれるプロフェッショナル」で紹介されていて関心を持った
<学んだもの>
インダス文明・中国文明の歴史、ローマ帝国の発展とギリシャ文明の伝播
<内容/感想>
歴史上の事実を、現在の人類にどれだけ影響を及ぼしているか、という大局的な価値判断に基づいて叙述している。話し言葉で書かれていて読みやすい。ただし、歴史好きでないと、何となく手に取っても読むのは大変。 -
世界地図がほしいです。