いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】 (健康美活ブックス)
- 世界文化社 (2021年10月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418214167
作品紹介・あらすじ
・アラフォーから備えたい閉経前後のロードマップ
・あさイチ、世界一受けたい授業ほか著者テレビ出演続々
・〈セルフケア〉〈ヨガ〉〈医療〉で更年期が怖くなくなる!
・50歳からもっと楽しくなる!【女性ホルモンのトリセツ】
40代は女性の人生の大転換期。女性ホルモンの分泌量が
急減する45歳以降はさまざまな不調に悩まされます。
本書では、
◎更年期がはじまるサインは?
◎ホットフラッシュはなぜ起こる?
◎ほかの病気との見分け方は?
◎更年期のうつは何科にかかればいい?
◎尿もれや頻尿を何とかしたい
◎HRTでがんになる?
◎更年期の不調はいつまで続く?
ほか、不安と疑問に専門医が全力回答!
セルフケア&治療で上手に乗り切る〈一生使える知恵袋〉。
感想・レビュー・書評
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これから起こりうる体の変化を、先に知っておくことでメンタル不調を避けられるかな、と思い買ってあったのですが、最近なんだか、始まった気がして。早く読まないと間に合わないじゃん!という焦りも感じつつ、急いでお勉強(笑)
あああ、今まで体の中で繰り返し作られていた物質やらホルモンやら、どんどん減って閉経したら男性よりも作られなくなるですって?
骨が脆くなり記憶力が衰え、髪が薄くなって肌がパサつきお腹周りが太りやすくなり動脈硬化になりやすくなり…書き出していくとお先真っ暗やないの、と言いたくなるほどの悲しい体に。
良いことはと言えば、ホルモンの分泌の加減での気分の浮き沈みや体のしんどさから解放されることくらい…あとはいつ予定を組んでも生理を心配する必要がないってことくらい。
いや!デメリットの方が大きいですやん…。
あんなに煩わしかった毎月も、なくなるとこんなに不具合出るのでしたら、さよならするのはちょっと…もっと後でも…って思っちゃう。
でもね、一応なるべくそんな体の変化でつらくならないために、って著者の高尾先生は書いてくれてるわけです。
睡眠、大豆、運動…決して難易度は高くない。続けられそう。…でもそれすらなかなか習慣に出来ないわたしのズボラ加減。少し見直すだけで、数年先が変わってくるかも…。
まだ先!と思っている更年期、迎える前に読んでおくことをお勧めします。わたしは始まりかけちゃったけど!(笑)
この先生、大好きです。YouTubeもやってらっしゃるけども、お話を聞くと元気が出てくる素敵な方。
ほんの少しでも、何かやらないとダメですねぇ。いいなぁと思うだけでは何も変わらないですもんね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「更年期」容易にこの言葉を口にする勿れ。「更年期」という魔法の言葉は、見事にその場に居合わせた「更年期」たちを炙り出し、きっとトラブルを齎す事だろう。
女性の人生に大きな影響及ぼすホルモンは卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモン。40代後半から更年期に入ると急激に減少し閉経直線は乱高下し閉経後になんと男性よりも低い値で一定になる。ホルモン量が減少し始める閉経の5年前から低い状態で安定する閉経の5年後までを「更年期」と呼ぶ。
本書には女性の不調におけるメカニズムが詳しく解説されており、非常に勉強になる。
例えば、女性の最大骨量とエストロゲン量のグラフは相関する事。閉経後には急激に骨量が減少する。若いときの20%減少までは正常、30%以上の減少を骨粗しょう症と診断する。また、女性の骨密度は閉経以降だけでなく出産後にも減少する。母乳をあげ続けることで長く月経が止まると、エストロゲンの分泌も止まってしまうと言うデメリットがある。
他にも、大豆が好きな人は体内にエクオールを作る人の割合が高くなり更年期症状が軽くなる、など。 -
最近の体調不良の謎が分かった感じ。
「更年期なんて気がつかないうちに終わってた!」と笑う知人が多かったので、心身の不具合を訴えるのは弱いことなんだ、ダメなんだ、と封印してきた。
この本を読んで、不具合の出る人、出ない人は半々で、弱いとか、ダメとかではなく、腸内環境によるところが大きいとわかり、自分の体からの声に耳を傾け、もっと労るべきだった…と後悔。
変な肩肘張らなきゃよかった…
エクオールの尿検査キットと、エクエル、両方すぐに購入した! -
とりあえず更年期障害を知りたいという方にオススメの本です。治療方法や簡単なヨガも載っていて大変タメになりました。
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現在産後の私。なんだか書いてあることが今起こっていることに当てはまると思ったら、やはり産後はエストロゲンの減少で更年期と同じようなことが起こるらしい。
結局、ちゃんと睡眠を取って、栄養バランスの良い食事を摂り、適度な運動をすること、そして大豆イソフラボンを積極的に摂り、困ったら医療の力も活用することが大事とのこと。 -
エクオールやHRTについて詳細に書かれていて実践的だった。簡単にできるヨガも秀逸。
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わかりやすく読みやすくまとめてあります!
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閉経前後の女性の体に起きる変化、不調について、かなり丁寧に書かれた本だと思う。
ほとんどの女性が不安に感じている更年期の不調のあれこれ、治療や予防法などとてもわかりやすく、更年期が終わっていても、始まる前でも、読むことで不安がだいぶ緩和されるのでは、と感じた。 -
閉経後50年近く女性ホルモンの恩恵なしに生きていかなければならない私たちの知っておきたい事。
女性ホルモンに関しては子供の頃から知るべきですね。 -
最近、新聞などで働く女性の更年期に関する記事をよく見るので、いずれ通る道と思い、読ませて頂きました。
人生の予習が出来たかなと思います。
40代後半から不調を感じたら、我慢せずに婦人科を受診しようと思いました。
また、検診や適切な睡眠、運動、バランスの良い食事が改めて大切と思いました。
あとは、納豆も食べるようにしたいと思います。