- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418142224
作品紹介・あらすじ
土偶入門書の決定版!大胆なビジュアルを基本に土偶と縄文文化の基礎知識などを網羅した面白くて役に立つ一冊です。
感想・レビュー・書評
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いろんな土偶の写真をゆる〜く眺められる本。解説はそれほど詳しいわけではないけど、著者の土偶愛が伝わってくる。
発掘調査の流れや修復についてのお話が面白かった。土偶と出会える各地の博物館の案内は便利。旅の楽しみが増える。 -
国宝
長野県茅野市棚畑遺跡出土「 縄文のビーナス」、
長野県茅野市 中ッ原遺跡出土 「仮面の女神」、
山形県船形町 西ノ前遺跡出土 「縄文の女神 」
重要文化財
群馬県東吾妻町郷原出土「ハート形土偶」
青森県つがる市木造亀ヶ岡出土「遮光器土偶」
青森県八戸市 風張1遺跡出土「合掌土偶」
すごーーーーい!!
映画「縄文にハマる人たち」が観たい!! -
人間が生きていく上で欠かせない衣食住と性生活。縄文時代の衣食住は、竪穴式住居跡や貝塚などから知られているのに、性生活のほうは知られていない。食べることと子孫を残すことは、根源的な営みであるのにも関わらず、子孫を残す営みは意外と知られていない。土偶を考察して見えてくるものは?土偶女子こんだあきこさんの著書。
2016.12.11 借りる -
何とか女子と言うのがいろいろあるが、土偶に魅せられて土偶のファンになっている「土偶女子」がいるとは知らなかった。今回の本は、土偶に対する愛情にあふれる本。北海道から熊本まで、50体を選んでしかもそれぞれにニックネームを付けるという土偶萌えぶりがよく分かる今回の本。
50体の土偶をざっと眺めてみると、一つ一つに個性があり、顔、形にこれはと思うような違いがニックネームで現れていて面白い。
展示・所蔵施設情報として各地の博物館や文化財センターなどが紹介されている。東京の場合、東京国立博物館、明治大学博物館(駿河台キャンパス)、國學院大学博物館(渋谷)と、東京都立埋蔵文化財調査センターが「土偶&縄文への旅 東京土偶散歩」のコーナーで取り上げられている。国立博物館以外は入場料無料と書かれている。明治なら神保町から近いので、古本祭りが開催される10月下旬から11月上旬にかけて土偶を拝みに行くのもいい。
これからもいろいろな所で土偶が発掘される機会があるので、またこれはと思うような個性あふれる土偶が出てくると楽しいなあ。
東京国立博物館のサイトを見ると、「考古展示室リニューアルオープン平成館 考古展示室 2015年10月14日(水) ~ 2015年12月23日(水)」の情報が載っていました。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1755
J-WAVEで著者が取り上げられています。
http://www.j-wave.co.jp/original/iam/times/086.html -
「土偶のどこがどう面白いのか」を分りやすく解説してくれます。土偶が愛おしく思えてきます。
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仕事(?!)で必要になって読んだもの。
専門外からの意見なので要スルー(何
「選りすぐりの土偶」というが、有名なものは当然として、それを併せ、全国まんべんなく紹介しようという姿勢を感じてよかった。
あと、巻末の収録土偶の収蔵博物館紹介がすごくいい!
初心者入門者には最適といえるのではないでしょうか。