- Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414304244
作品紹介・あらすじ
『影響力の武器』の著者、チャルディーニ博士による渾身の書き下ろし。六つの影響力の武器(返報性・行為・権威・社会的証明・希少性・一貫性)に真の威力を与える、第七の武器がついに明かされる。イメージや思い込みを排除し、社会心理学者の武器である科学的根拠を、さまざまな身近な事例を挙げながら示す。他人のみならず自分自身へ影響を与える思考の転換方法を、本書は与えてくれる。
感想・レビュー・書評
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影響力の武器の続編と行ってよいだろう。
人間の行動というものを社会心理学の側面で語る良書。
常に手前にある。
物事を決定させるのはいつも起こる前であると感じさせられる。
著者のシリーズに戦略編があることを知り、戦略という視点でも準備の段階で戦いが決まると思い起こさせられた。 -
相手を動かすには布石を要し、自分が動かされるのには伏線があった。人が何かを決める時、何が影響力を及ぼしているかを解き明かした名著「影響力の武器」の続編で、今回はその前段階としての"下準備"がテーマ。分かりやすい事例や、説得力ある実験結果を交えながら、心理学を誰にでも読みやすく届ける手腕は相変わらず。最も印象に残ったのは、戦時中迫害を逃れて日本に亡命してきたユダヤ難民の「一言」のエピソード。実際それが彼らの保護を決定した直接理由かまでは不明だが、著者の意図をこの一言に凝縮させた点、本書の明快さを象徴しているよう。一方で下準備とはあまり絡みがなく、直前の杉原千畝の挿話も結果からやや強引に因果関係を導き出している感もあり、その辺は割り引いて読むべきかも。ともあれこういう本を読むと、是非実生活にも活かしたい欲求に駆られるが、相手をどうこうするよりかは、相手に御せられないディフェンス力強化こそまず大事に思えた。
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2階書架 : 361.4/CIA : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164664"
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影響力の武器の方がおもしろかった
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分厚いけど飽きない。事例が面白いし、ユーモアたっぷりです。
第10章に影響力の武器の復習(アップデート版)もあるので、これ1冊で良いと思います。
説得の前に何に注意を向けているかが大切で、何を言うかだけでなく、いつ言うかも重要。
影響力が高まる特権的瞬間をどうやって作れるか?がわかる本。 -
pre+suasion は造語のよう。
影響力の武器の第二弾 -
〇〇をする前には〇〇をすると良い。という事例が理由とともに載っている。まさに、料理の下準備ならぬ、交渉のための下準備の大切さがわかる一冊!
影響力の武器 第3版を見た後の方が内容を理解しやすと思う。
交渉のための攻めの場合でなくても、自分が消費者の立場としての知識も紹介されているので興味のある方は是非読んでみてほしい!