- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413210553
作品紹介・あらすじ
「美味しくて安い」1本がスーパーやコンビニでも気軽に買えるようになったワイン。若手杜氏たちを中心とした革新が進み「かつてない味」が登場している日本酒。クラフトビールの盛り上がりで「日本にはなかった味」が楽しめるようになったビール。「本格」がすっかり根付き、成熟の域にある焼酎。長い長い歴史の中で、これほどお酒が“楽しい”時代はありません!一方で、こうした新時代の到来に伴い、一度は耳にしたことのある鉄則の多くが今や崩れつつあることをご存知ですか? 例えば、ワイン。「赤は常温、白は冷やして」とは、通でなくとも一度は耳にしたことがあるはず。実は、最近増えたスーパーなどに並ぶお手頃な「普段飲みタイプ」の赤は、軽やかで渋みの淡いタイプが多く、むしろ白のように冷やした方がそのフレッシュ感を楽しめるのです。“常識”が“非常識”に変わりつつあるのは、ワインの世界だけではありません。日本酒の世界でも、ビールの世界でも、焼酎の世界でも起こっているのです。では今、自分にピッタリなお酒に出会い、美味しく味わうためには、どうすればいいのか。この本では、いつもの家呑みから特別な日のお店での1本まで、最高の1杯に出会うための飲み方・選び方の「新常識」をまとめました。
感想・レビュー・書評
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お酒を美味しく飲むための秘訣が数多く紹介されているだけでも十分価値があるが、著者のお酒は酔うためのものではなく、食事を美味しく味わうためのものという考え方に共感した。
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タイトルだけを読むとワインの指南書のようだが、実際は、ワイン、日本酒、ビール(含むクラフトビール)、焼酎と日本で飲まれている幅広いジャンルのアルコールについてさらりと語った一冊だ。
よく言われる「料理との組み合わせ」「マリアージュ」についてや、昔からの価値観に縛られない新しい飲み方の提案、などが読みやすく書かれている。
ワインについては他の書物でもよく目にする内容だったけれど、今まで意識したことがなかった日本酒をこれからは開拓してみようかなぁという気持ちになった。
焼酎とイタリアンのコースを組み合わせるというのも一度やってみたい。
内容としては初心者向けの広く浅く、といった踏み込み具合なのでもともと知識が豊富な人や飲食を仕事にしている人などにはやや物足りなさが残りそう。 -
肩張ボルドー(濃厚)、なで肩ブルゴーニュ
細長(フルーティ)
大吟醸はワイングラスで。
チーズ(カビ熟成)は日本酒、焼酎が合う。
風味、色、産地を合わせる。
慣れると不味いが個性に変わる。
一種類で判断しない。
不味い酒→保存方法(ワイン太陽、日本酒常温カビ)
安い=不味い× (ワインを冷やしてロック)
ロマネコンティ=パンチ無し、余韻
軽い→重いの順に。
ドイツ、フランス(寒冷)→酸味
アメリカ、オーストラリア、チリ(温暖)→甘味
新大陸 アメリカ チリ、オーストラリア
白→赤
乾燥、寒暖差がベター。ヨーロッパ
日本品種登録。甲州とマスカットベリーのみ
千円以下の国産ワイン= ワインと認められない輸入工業品
(無添加、濃縮還元果汁×)
赤ワイン=醤油、味噌
白ワイン=揚げ物(レモンの代わり)
辛白ワイン=寿司
吟醸などは税制上の区分(精米歩合など)
テイスティングは状態を見る。
山田錦の大吟醸がコンクール鉄板。フルーティ
日本酒の8割は水。軟水、硬水で決まる。
ビールキンキンは日本だけ。
カロリーと度数は比例(ビールは低い)
九州の醤油は甘い。焼酎が合う。
お湯割はお湯を先に入れる。