人生は勉強より「世渡り力」だ!

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  • 青春出版社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413039239

作品紹介・あらすじ

熾烈なビジネスの現場ではきれいごとは通用しない。自分をしっかりアピールし、言いがかりや実効支配からも身を守れなければ、技術があっても泣き寝入りするしかない。「痛くない注射針」で有名な”世界一の職人”は技術以上に「人・情報を上手くさばく“世渡り力”を説く。狡猾な敵を撃退する智恵、生死を分ける情報をいち早く手に入れる方法、人に「あいつは面白い」と思われる急所を余さず紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 〈本から〉
    失敗はするさ、何度も何度もね。その失敗から成功の糸口が見つかるんだよ。俺は絶対に諦めないね。失敗するたびに、「おぅ、また、ゴールに一歩近づいたな」って思うんだ。

    人と出会うってことは何か意味があるんだよな。意味なく終わらせちまうのは、感性の問題って気がする。感性を鈍らせちゃいけないよ。


  • 成功した人の言葉には重みがある。自分の哲学があることは強い。

    正直に言って、全てが正しいとは思わないし、真似しようとは思わない。しかし、自分には間違っていようとも言い切れることがあるのか、という自省のきっかけになった。

    ・商売のポイントは他人を儲けさせること
    ・初めてにはインパクトがある
    ・特許は連名でとる
    ・自分の仕事を安売りしない。人の出来ない仕事をする
    ・値段を超える付加価値をつける。それが適正価格になる
    ・落語をきく。そこにある発想と知恵が大事
    ・必ずできると信じる。それがモノづくりでは一番大切

    基本は仕事を通じて世の中の人に喜んでもらいたい、が最上位目標と感じる。だから、義理を欠く人とは徹底的に仕事をしない。哲学がある。

  • 最高。
    このジィさんは本当にカッコイイ!!
    池袋ウエストゲートパークのマコトみたい。
    笑。
    たまに読み返そうと思います♪
    (๑¯◡¯๑)

  • 痛くない注射針のおっさんの本。

    一番大事なのは有益な情報だ、と。
    有益な情報はどこから得られるかというと、人だ、と。
    であるから人付き合いをとにかく大事にしろ。人に対して金を惜しむな。損得勘定をしたらダメ、というのが筆者の主張。

    落語にビジネスのヒントを得ろ等、全て鵜呑みにすべきでもないと思うが、良い事も言っていると感じた。

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著者プロフィール

1933年東京都墨田区生まれ。45年、向島更正国民学校卒業。社員5人の町工場・岡野工業株式会社を経営、代表社員を名乗る。「誰にもできない仕事」と「安すぎて人が敬遠する仕事」をモットーとし、針穴の直径が0.08ミリという世界一細い「痛くない注射針」の量産化や、携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースにより、「世界一の職人」「金型の魔術師」として知られる。NASAをはじめ世界的大企業からも注文が押し寄せるなか、これまで家電、パソコン機器、医療機器など多くの金型をつくる。2004年、旭日雙光章を受章、いまもバリバリの現役である。著書に『カネは後からついてくる!』『俺が、つくる!』などがある。

「2014年 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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