スモールビジネスの教科書

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408650050

作品紹介・あらすじ

スモールビジネスで労働という名の無限の競争から脱出し、自由な人生を楽しもう!

まずはスモールに、しかし確実に始めなさい!

「ローリスクで月収300万円を実現するための最短のアプローチがここにある」
『金儲けのレシピ』事業家bot氏 推薦

【本書におけるスモールビジネスの定義】
・年間安定して3000万円以上、自由に使える金を2年以内に創出出来る
・事業価値の最大・最速成長よりも安定着実を重視し関係者に対して利益をもたらす
・売上は100億円以下を目安とする
・オーナーの人生の自由度を重視し自己資本での運営を基本とする

【スモールビジネスが与えてくれるもの】
・安定した高い収入
・充実したプライベート
・共通の価値観を持ち時間・精神に余裕のある友人
・自分ならではの独自性
・追求しがいのある目標
・対人関係のストレスからの解放

【目次】
序章 スモールビジネスの概要
スモールビジネスとは何か

第一章 スモールビジネスの戦略を立案する
戦略構築ステップ1 自分の経験を振り返り探査領域を定める
戦略ステップ2 探査領域において儲かっている企業を発見し儲かる手法を知る
戦略ステップ3 対象顧客セグメントを明確にし、バーニングニーズを発見する
戦略構築ステップ4 成功している企業の「儲かる手法」を改変しマイナーチェンジコピー品を創出する

第二章 スモールビジネスの戦略を実行する
検討の進め方
事業計画の作成と市場への参入戦略
ラクスル事例から考えるスモールビジネス
代理店と直販の考え方
スモールビジネスを実行する
スモールビジネスその後

感想・レビュー・書評

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  • この本が書かれた理由、スモールビジネスを通して、サラリーマンであるが故の様々な窮屈さから脱却し、自分らしい生き方をして欲しいという筆者の願いが込められたものだと理解してます。
    ただ、ターゲットが不特定多数の読者に対してのもの(出版物なので致し方なし)なので、どうしても抽象的な内容になってしまいます。
    「この商売をやったら必ず上手くいく!」といったものではございません。
    先ずは自分の得手不得手を俯瞰的に考察し、ニッチな分野でのバーニングニーズを自分で探して、更にはその商品は果たして人が使ってくれる(買ってくれる)ものなのかを検証しなくてはなりません。
    何が言いたいかというと、結局は全て自分次第なんです。
    一攫千金を夢見てこの本を読んでも、只の自己啓発本で終わってしまいますので、注意が必要かなと思います。

  • ネタや商品の作り方ではなく、あくまでそれがある人がそのネタやスキルや商品をビジネスモデルに昇華させるための手順を記した本
     
    もう少し具体的にみると
    (主に東京で)コンサルや広告代理店に勤めていてある程度スキルを積み上げた人が、toBのビジネスを始めるときの手順
    といった感じ

    上記の属性に当たらない人やtoB以外のビジネスをやる人は本書の内容をうまく自分の属性や環境に落とし込んで利用する必要があると感じた
    どの領域を狙うかなどの考え方はとても参考になると感じた

  • 【家族が暮らせるぐらいならちょうどよい】
    考え方としては大企業が行って成功している事業で、市場規模の割には手間暇がかかるセグメントをねらえということです。

    どこもまだやっていない何か新しいことを思いついて、これはいけると思っても実際うまく行かないことの方が多い。であればうまくいっていることをパクリ、価格は抑えて小規模で行う方がうまくいく確立が高くなります。

    大手が実施していて・・・製造関係はむずかしそうですが、
    サービスとなると・・・
    うーん・・・

  • 副業のススメの延長かと思ったらガッツリとビジネスやる話だった

    斬新な手法や他人から尊敬されるようなことを目指してはいけないのはめちゃくちゃ納得
    素人考えだとどうしてもそういうものを目指して起業してしまいそう

    まずは需要のあるものを真似て、その中で大企業が捨てている部分をケアしてあげるというのが良い
    大きく稼ぐことを考えないのがコツだと思った

  • 自分のスモビジを振り返ると、この本に記載される法則に沿っていることに気づく

  • 私が考えていたスモールビジネスより規模が大きい話だったけど、勉強になった。

  • ビジネススクールの本か、成功者の自叙伝か、どちらも役に立たない。
    課題に気づく→解決策を考える→実行する。簡単な課題、実行が簡単なこと、は競合が多い。
    自分ができること。属人性があること。
    賞賛されないこと=褒められることはみんなが参入する。
    すでに市場が存在すること。
    ビジネスモデルに差別化を求めるのではなく、顧客、仕入れ先、関連コンテンツに差別化する。顧客セグメントは差別化しやすい。
    革新的なことは目指さない。大手が捨てた市場を狙う。
    経験の中から事業を探す。
    売値は他社との比較が重要。原価は関係ない。
    「ラスクル」の例。もとはスモールビジネス。

  • 非常に勉強になる本。
    セグメント化が進む社会における勝てるビジネスのあり方として、とても納得感のいく地に足のついた内容だった。
    ベンチャー界隈の話については夢物語が語られること自体は特段否定的ではないが、実際の決算書を見ると、甚だ実体経済からはかけ離れている内容に見えてしまう。
    その点、実現可能性の高さを担保するために、強みを活用し市場に一部を掠め取るという方法論は、打算的であるが故に強い。
    スモールビジネスを始めたくなる本。

  • 事業家botさん推薦の本ということで読んでみたが、内容はスモールビジネスが良いという一点張りで終わってしまった。
    スモールビジネスを行ってきた著者が考えるのだから当然な内容だろうと思う。スモールビジネスではないビジネスとの客観的な対比があると尚良し。

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著者プロフィール

大学卒業後、戦略系コンサルティングファームに入社。退職後20以上のスモールビジネスを展開し、それぞれ売上年間数百万円〜10億円。トレンディ・ハイリスクなベンチャービジネスではなく「安定・着実」に売上100億円程度を目指すスモールビジネスを推奨。本書が初の著書となる。

Twitter:@takeda_money

「2022年 『スモールビジネスの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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