大連合

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 174
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537832

作品紹介・あらすじ

不祥事と交通事故で突如部員が足りなくなった二つの高校が連合チームを組み、甲子園出場に挑む姿を活写。胸熱の高校野球小説!

感想・レビュー・書評

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  • とある出来事や事故で部員を失った強豪校が同盟チームを結成し甲子園を目指すお話。
    いやいや面白いんだけどねぇー、実力ある選手が残っているとはいえ、監督素人で選手12名じゃ無理があるよ!高校野球ナメすぎ(笑)女友達が野球力凄くて監督代わりなとことか、大怪我してる部員がサヨナラホームラン撃つとか、サイドスローから急にオーバースローで投げるとか、全て内容がどこかありがちに感じてしまいますが、、、
    ただそのベタなとこが良かったのかイッキ読み!

  • やっと読みたい小説を書いてくれたと思います。
    スポーツ小説の王道という感じに自分は感じですね。
    簡単みたいで難しいみたいですね。
    けど、もっと読みたいです。

  • 堂場瞬一の野球の小説の最新刊ですが、そうきたか!という作品でしたね!
    最近では部員不足でよくある高校野球の連合チームですが、強豪校同士が、それぞれ事件、事故で自チーム単独で選手権に出場できなくなり、連合チームとして甲子園を目指すというストーリーですが、野球好きの私としては、たまらなく面白い作品でした!
    最初は、バラバラのチームメイトが、勝ちあがるにつれ、しだいに一体感が生まれていく姿が、まわりもそれぞれこの状況に葛藤しながらも応援する姿が良かったです!
    もしかすると現実の世界でも、このような話が出てくるかもしれませんね!

  • 野球界でも二刀流が世界を騒がせているが、小説の世界でも刑事物とスポ根の二刀流は相当レア。ぜひ続編として甲子園編も読みたい。

  • 9人以下になってしまった2チームの強豪校が連合チームで甲子園出場するまでの話。試合は比較的淡々と進む

  • 決勝のスピード感ある展開の中で若林監督の「野球ってこんなに面白いんだな」
    分かる。相手が自分達を上のステージに引き上げてくれる感覚。
    最後の隠し玉が若林だったとは。

  • 123こういうのを書かせたら一流ですね。チームの野球版です⚾️最近の刑事モノのようにスッキリしない展開ではなく、たまにはスカッと読みました。

  • 堂場作品は、このぐらい展開がわかりやすいスポーツものが、一番楽しく読める。

  • 2024.01.02
    エンディングには驚いた。
    まず、ここで終わるのかということ。
    次に、予想を裏切ることない素直な結末だったこと。

  • 淡々と進んで淡々と終わる。

    …で?
    と言いたくなるラスト。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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