- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784406060394
感想・レビュー・書評
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字幕について断片的な知識はあったものの、
その奥深さや並々ならぬ工夫が、軽い読み口で楽しめる良い本でした。
ただ短く文字を並べるのではなく、その見た目の美しさやわかりやすさも考えられて字幕はついているんだなぁと思いました。
映画が好きな方は、紹介されている映画も観たくなると思います。私もいくつか見てみたいなと思いました。 -
エッセイは苦手ですが
この本は 映画がテーマなので
飽きる事なく読めました。
映画を見ていた時に
あれ??訳していない?とか
誤訳?(なんて恐れ多いけど) って
疑問に 思っていた事が書かれていました。
字数が限られているだろうとは 思っていたけど
本当に大変な作業なのですね~~~
しかも ギャラがそれだけ?って
思いましたね。。。
私なら もう少し欲しいと思っちゃうけど。。。
でも、将来は 英語が堪能な人が増えるだろうから
(小学生前から英会話習ってる人が多いしね)
字幕なんてのは なくなるかもしれないですね~~
この方の最後のエッセイでした。
時間があれば この方の 他の本も読んでみたいと思いました。
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映画は字幕派なので、どんな風に作られているか、どういう思いで作られているかを垣間見れてとても面白い。
文章も楽しく、ついつい紹介されている映画を観たくなる。 -
九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1223722 -
一秒4文字。字幕にきびしいルールがあるなんて知らなかった。ほかにも知らなかった字幕の世界や、映画業界についてたくさん知れた。映画あまり詳しくないので、映画詳しい人読んだらもっと楽しい本だろうな。
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おもしろい
同じカバーデザインで文庫化してほしい -
面白い。まだ途中まで。
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2017.3.31
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図書館本。 字幕翻訳の大変さがわかると同時に、日本語の柔軟さに感動しました。太田さんの文体はリズムが良く、贅肉のない文章なので、すらすらと気持ちよく読めるエッセイでした。常に周りに溢れる言葉を取り上げて考える姿勢は、まさに職業病です。言葉に対する執着心にとても憧れを抱きました。字幕は一瞬で過ぎ去る文章ですが、そこには翻訳者それぞれの個性があることがわかり、日本語の表現度の高さを改めて認識しました。太田さんのエッセイはあと四冊あるそうだので、そちらも是非読んでみたい。太田さんの担当した映画も見てみよう。