- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403560385
感想・レビュー・書評
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ローマの休日?
大丈夫なのか?この設定… -
後半とても盛り上がった…!
イギリス皇太子と記者の恋なので、体だけの関係と割り切りながらも互いに相手が唯一無二になっていくのが、読んでいてとてもわかってきて、たまらない展開に。
そして最後のベンの選択には鳥肌もの。映画を見てるみたいだった。
最後…ああ、これはこれで余韻を持たせた終わり方と言える。でも自分は続きが読みたい。
続きはあるのか?あったら是非にでも。 -
実在のイギリス王室に怒られない? という気がちょっとする、王室系BLです。最初はコテコテの設定だなとか、恋愛関係に入るまでの展開が強引すぎるとか思いながら読んでいたのに、登場人物を取り巻く環境や心理描写にすっかり魅せられてしまいました。海外産のBLって日本ではまず見かけないシチュが沢山あるのも楽しいし濡れ場の日本ほどの激甘さじゃないのがとてもよいです。途中まで「きっとストーリーはこんな展開なんだろうな」と思っていたのと違う結末でしたがよい意味での裏切りで、素直に続きが楽しみだと言える一作でした。
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記者と英国時期国王のラブロマンス。
同軸リバです。でも割合的には皇太子ボトムが多めな印象。翻訳の関係なのか私との相性なのか、文章の中で三人称と一人称が混在しておりすこーし読みにくかったです。内容はセンセーショナルな設定に負けず骨太で文句無しに面白いです。とても気になる所で終わってしまったので続きが気になります。 -
赤と白とロイヤルブルーを読んだ繋がりで、手に入れて読んだ。大人の恋愛。わりと後半のギリギリまで展開が読めなくて、最後どうなるのかドキドキした。
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『赤と白とロイヤルブルー』を読む前にこっちを読んでおこうかな……と思って重い腰を上げて読んだ(3年くらい積んでいた)。
二人が最初から恋に落ちていたのも、セフレではなく恋人になりたがっているのも全部分かるのにそうさせないのが世の中というシビアな現状にもどかしくなって、「こ、これどうなっちゃうの……!?!?」と思っていたら素晴らしい物語の締め方で最高だった。
少しだけ泣いた。
ここから二人はどんな未来を歩むのか、ワクワク半分怖さ半分という感じだが、次巻の表紙があんな感じなのであまり怯えずに読もうと思う。
挿絵付きだったけどそこまで気にならず。
このシリーズ読み終わったら『赤と白とロイヤルブルー』と比較するのも面白いかもしれない。 -
2022/06/25-06/30
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よ、よすぎた cmbynを観終えた後と同じような感覚に陥っている
身分が違いすぎる2人が、自分のことよりも相手のことを想いながら、愛を深めていく美しさは筆舌に尽くしがたい
愛は所有であり、縛られたく無い故に恋人は要らないと考えていた男に、俺はお前のものだろ?のニュアンスで尋ねさせる愛の深さよ、感情の変化が丁寧に描かれていてとても人間らしい登場人物たちを堪能できた
私、誰のだったか、殿様と家来のやつ読んだわ。普通の文芸で。すぐに忘れる。
私、誰のだったか、殿様と家来のやつ読んだわ。普通の文芸で。すぐに忘れる。