叛獄の王子~叛獄の王子1~ (モノクローム・ロマンス文庫)

制作 : 冬斗 亜紀 
  • 新書館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403560262

作品紹介・あらすじ

執政の命により国境警備に向かうローレントとになったデイメン。
何度も窮地を救うデイメンに、ローレントは次第に信頼を寄せていくーー。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻は耐えてください、という感想をたまに目にしたが、正直先が気になりすぎて耐えるどころか一日で読んでしまった。決して心を通わすことのないと思われるゴリゴリ敵意を剥きだしにしている二人が、今後どうなっていくのか、すごく気になる。翻訳が読みにくいところ、その言い回しはどうなのか、と思うところが多々あったので、そこは難点。あと、個人的なことですが、名前が全然覚えられない……!笑

  • 「一巻は信頼を得るまで」という講評を読まなければ、途中で投げてたかもしれない。
    怒涛の始まりから、半ばまでちょっと話が進まなくて…王子が何を考えてこう行動してるのかほんとにわからなくて…。
    や.一巻読み終えて分かったかというと分からん、なんだけど、BLというより、ファンタジーとして面白い。ここまで性に奔放ながら、「避妊」「嫡外子」とかの設定もちゃんとしてて、この世界で同性で睦み合うことの意味合いとかまでちゃんと定義されてて、まずそれに圧倒される。日本だと商業BLでここまで設定に凝ってるの見たことない。あったらすまん。同人誌ならある(^_^;)

    一文が選べなかった。

  • BL関係なく戦記ファンタジーものとして面白い。というレビューを見て購入。
    同性同士の性交渉が当たり前にある世界という前提で描かれているのでそういった場面も出てくるのだけど、それがメインではなく舞台装置としての演出といった感じで、本題は飽く迄戦記ファンタジー。話の筋がよく練られていて、単純明快なわかりやすさのない様々な思惑が絡み合った重厚なストーリー。とても面白い。
    1巻のラストまで読んでも主役の二人の間には信頼のような何かが芽生えたか、という段階で、BLではなくブロマンス展開になる方が正直燃える。このままでいてほしい。

    ただ、中盤でローレントが口にする「己が大切にしているものを教えるのは……」の台詞を踏まえてそれ以降のデイメンの扱いを見ていると、これは確かにBLだと思う。私はここで一気に腐女子フィルターが掛かってしまったのでつらい。これは行間で読ませるBL……。

    巻末に収録されていた外伝は途中出てきた奴隷の子を描いていて、なんというか『トーマの心臓』の時代の少女漫画の雰囲気をそのまま文字に起こしたようだった。翻訳者の方が良いお仕事をされていると思う。

  • 三部作。
    骨太なストーリー。裏切られ敵国に奴隷として送られた王子が、敵国の王子と出会う。
    一巻ではストーリーの組み立てメインでBL的な要素はほぼない。だが、このストーリーが壮大でよく練られていて引き込まれる。
    ファンタジー、歴史物、謀略、政治駆け引き…等々、BLとしてではなく楽しめる。

  • 甘さが全くない
    気になるところで終わっているので続きが気になるところ
    イラストとタイトルでなんとなく山藍紫姫子先生の超絶耽美ものなのかと勝手に思い込んでいたのだけど
    そんなことも全然なかった
    主人公がめちゃくちゃひどい目に遭うとかないんだ(性的な意味で)

  • 挿絵につられて。
    なんとも続きの気になる終わりだったので、
    ナンバリングを信じて2巻を待ちます。

  • 凄い、甘さが全くない。
    大人向けBLという感じでしょうか?
    1巻ということもあって盛り上がりがなかったかなー

  • 今のとこBL色が全くなく歴史小説って感じだけど面白いヾ(≧▽≦)ノ
    兄の陰謀によって敵国の王子に奴隷として差し出された王子デイメン。
    敵国の孤高王子ローレントは美しく冷徹。
    この反目してる2人の王子がさらに陰謀に巻き込まれていく。
    話を読み違えると自分がどうなるか分からないため
    会話のやりとりもハラハラドキドキ
    先の展開がまったく見えない。
    三部作のシリーズって事で序盤戦はエロよりも現状重視、
    罠がいくつも張り巡らされてる中、
    2人の王子はどうなるのか?
    続きが早く読みたい!!ワク(((o(*゚∀゚*)o)))ワク

  • 異世界ファンタジー。腹違いの兄の策略により世継ぎの王子・デイメンは隣国の王子・ローレントに奴隷として差し出される… 読み終わってアレ?と思いタイトル見たら①ってついてた、続くよ… 今回は序章といったと感じで陰謀渦巻く宮廷内の話、2人の間に少し何かが芽生えたかといった所で終わりです… どうしてもカタカナの名前に慣れるのに時間が掛かる自分と、前半のデイメンが虐げられる場面が読んでいて辛くページが進まなかったけど、動き出した後半からは面白くて一気に読めた。続きは読みたいと思う。

  • 次巻以降で展開されるホットシーンでは、デイメンが攻めでローレントが受け。
    って、私にとってはどちらでもよいのだが、その情報が重要だということを今回初めて知った。

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