HARD LUCK (1) (ウィングス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403541650

作品紹介・あらすじ

ロス市警のエドワード・ラング警部補のもとにやって来た新しい相棒は、タクヤ・コウガミと名乗ってその手を差し出した-。日系人で、子リスのような風貌とは裏腹に、タクヤは、無鉄砲で後先顧みずトラブルを巻き起こし、瞬く間に始末書の山を作る。だが、やがてエドワードは気づく。彼が心の中にそっとかかえるいくつもの深い傷。彼が警察官となったのは、復讐のためなのか、それとも-。エドとタクヤのバディ・ストーリー、装いも新たに復活。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年10月9日読了

    好みドストライクで読み始めたら止まらなくなった。
    「刑事でバディが好きなら絶対読むべき!」だと思う。ハマッてる某バディにもなんとなく通じるところがあって、バディの関係性ってこういう濃密さがいいんだよなぁって思ったよ\(^o^)/

    タクヤの闇やエドの明かされない謎もなんというか、とてもきちんと描かれていて2人の関係が徐々に積みあがっていく感じが素晴らしかった。怖がる相手に信頼をゆっくりと教えて、積み上げるエドのおせっかいっぷりが愛しいです。

    しかし、毎度持ち出される2人のゲイネタは面白くて笑える。
    設定がロスだから出来る軽いジョークだよねww これ日本の設定ならそんな軽口言わないだろうし。ああいうアメリカンジョーク的な軽いやりとりが効いてていいよねぇ。

    もちろん、短編は2巻を読み終えた上で読破。
    なんていうか、もう恋人同士にしか見えなry(笑)確かに後書きでも仰られている通り、携帯があったらこういう話にはならなかったんだろうな。でも、そんなすれ違いにやきもきする2人がいいよなぁ。

  • 峰倉先生の日記で知り、購入。

    近未来のロス市警を舞台にしたバディストーリー。

    恥ずかしながら、今作で「いらえ」という言葉を知りました…
    菅野先生も今作が初だったのですが、アクションもきっちり書いてある印象を受けました。えらそうにすみません…


    16年前の作品ということで、近未来にもかかわらず携帯もポケベルも出てきません。そのおかげで、書き下ろしの短編のすれ違いっぷりが楽しいです。

  • 刑事ものは、相棒に限ります!!!いかも、武骨男とツンデれ男。ストライク!!!でした。

  •  2014-05-04

  • 菅野さんの未読本が峰倉さんの挿絵で出るなんて!というわけで読みました。アメリカの刑事バディもの。面白かった。エドはやたらとタクヤの髪をぐしゃーってかきまわしますね。わんこ扱いなのかな・・・。こう、出来てそうに見えて本人たちはスキンシップ範囲内ってのがツボ。

  • うーん。。。
    とりあえず校正ミス?が目につく。誤字が多すぎる。。。
    「自分白身」には参りました (;゚∀゚)
    ストーリーやキャラクターたちはすごく魅力的でおもしろい!
    ・・・が故に、文章力のなさが残念。
    ちょっとくどすぎるかな。

    それと個人的には、主人公たちのイチャぶりに違和感です。
    そこでなぜそんな風にふれるの?成人男子同士で?って感じてしまう。スキンシップはいいのだけど、流れが・・・とりあえずイチャつかせてるだけな感じであざとく感じます。

    でも、峰倉先生の絵は申し分なしw

    ちょっと辛口になっちゃいましたね。

  • イラストが峰倉さんだから買いました。
    エドワードが好みのタイプすぎる!

  • はちゃめちゃで、キュートで、カッコよくて、面白い。
    ノリもいいし展開も速いし峰倉さんのイラストもいい。 笑いながら、サクサク。こういう、軽く読めて、楽しいのは大好きだ。

  • 脇キャラクターは結構ちゃんと憶えてるのに主役二人とストーリーを憶えてなかった。雑誌で飛び飛びに読んでて、単行本でまとめて読んだことなかったのかなぁ、私。
    峰倉氏の絵はとても好きなんですが、あんまり子リスちゃんには見えなかったなぁ。
    それはともかく、やはりバディものは良い。まだタクヤが暴走しすぎで相棒って感じになってないけど、その分これから先が楽しみです。

  • ウィングス文庫なんですね……ディアプラスかと思ってました。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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