- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403525117
作品紹介・あらすじ
設楽のはからいで、ザ・ニュースに異動になった栄だが? 敏腕P同士の大人の恋を描いた「ふさいで」続篇。表題作ほか「ひらいて」も収録。
感想・レビュー・書評
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バラエティー、報道、震災、ヤラセ…
もうスピーディーに読ませる読ませるm(_ _)m
そして読後には
あっコレBLだったわね!と( ̄▽ ̄)笑
でもこのシリーズが女×男だと全然面白くないんだろうなぁ笑
新聞社シリーズも素晴らしいお仕事小説だが
こちらも素晴らしいm(_ _)m詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うまく言えないんだよね。このふたり。私ごときが何か言っても何が分かるってんだと鼻で笑われそう。
それでも、傍若無人な栄さんが唯一「守りたいもの」があって、でもつまんない仕事っぷりなんかしたら失望されそうだしってもやっていて、
設楽さんは多分、栄さんの焦燥を、「栄なら大丈夫だよ、そんな焦らなくても」って思ってそうで、
…で、栄さんが栄さんらしい「再始動」をしたとき、そのネタ自体や自分に黙って動いた栄さんへの衝撃と、やっぱり栄は栄だなすごいなって惚れ直しちゃう気持ちとで、ものすごい揺れ動かされたんじゃないかなって思う。
いつも悠々と物事を俯瞰してる(風に見える)設楽さんを、そんな風に揺さぶれるのは栄さんならではなのかなぁ。
『つないで』では広島での大雨とふたりで(いやスタッフたくさんいたけど)非常事態を乗り越えてく濃密な1週間弱、はーときめく(*^^*)
栄さんにはまっちゃう若者がまた出てしまった…パクチーみたいな?嫌いな人多いけど、そのアクにハマる!みたいな?
嘘つくけど嘘がないところとかかなぁ。一般受けはしないけどこうやって、不思議な輪が広がってく感じ。深くんや計君含め。
三芳さんも…がんばってほしい(ザツ!)。
私はタバコ吸わないけど、タバコの苦さを味わうような作品で、人生の大半イライラしたり下らねぇって呆れたりしてそうな栄さんが、「面白そうだ」って集中し出すところを見せてもらえるのがいい。
甘々さはないけどお互いに絶対的な信頼があるのもいいな。そのために相手が悲しむかも知れなくても。ほんとに、男の人だなあって思う。いっそ、侍っぽい。