パラスティック・ソウル(1) (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524622

感想・レビュー・書評

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  • 前作から2年ぶりに最新刊が発売されたので再読。
    ほとんど忘れてて楽しく読めました♪
    まずこの設定が驚きです。
    木原さん初の試みSF未来形&ケモミミって笑

    近未来の世界で致死率50%のウイルスが蔓延し、その後ワクチンによって謎のウイルスは収束した…
    しかしワクチン投与を受けた女性が副作用によって犬の耳と尻尾がついた子供を妊娠する事態に。
    この新たな種を「ビルア種」と呼ぶ…

    とまぁ面白い世界です♪
    そしてある科学者の葬儀に招かれた4人に真珠のような形をした「願いの叶う薬」が渡されて…

    その4人が薬をどう使うのか?
    薬の正体とはいったい何なのか?
    シリーズ一作目なんで謎は解明されてません。
    今作で願いを叶える為に薬を使ったのは2人…
    次作で残る2人?
    4人が微妙に絡み合う事でさらに複雑で謎は深まり1巻終了!!

    そして木原作品なのにイタくない笑

    再読でレビューあげてみましたε~( ̄、 ̄;)ゞ


    • おびのりさん
      イタクないのね。
      読みたい!
      私、今日ね、一穂ミチのツミデミックのサイン本が売ってって、いつか、みんみんに会える時にあげようと思って購入して...
      イタクないのね。
      読みたい!
      私、今日ね、一穂ミチのツミデミックのサイン本が売ってって、いつか、みんみんに会える時にあげようと思って購入しておきました。
      近いうちに読みます。
      2023/12/15
    • みんみんさん
      サイン本Σ(゚д゚lll)
      いつかください笑
      このSF設定、願い玉の使った結末…
      よくできてますよ〜♪
      そのへんはさすが木原さんです!
      サイン本Σ(゚д゚lll)
      いつかください笑
      このSF設定、願い玉の使った結末…
      よくできてますよ〜♪
      そのへんはさすが木原さんです!
      2023/12/15
  • あんまりこういうのは読まないんだけど、もらったので読んでみた!

    ボーイズラブ的要素満載ながらも、ウイルスで人類の50%が死んで、抗体作用のある薬ができたんだけど、その半年後副作用で犬の耳と尻尾が生えた子供が生まれてきた、、、
    っていうくだりは、コウモリから出たとが噂のあるコロナ。この先もしかしたらこんな感じで、犬の細胞から摂取した抗体作用が作られる可能性もあるな、、、と。少しリアル感ありました!笑笑

    犬の尻尾と耳!

    可愛いけど耳二つあることになるのかなーと、おまいつつ、近未来の世界も楽しめるなかなか面白い作品でした!

    ボーイズラブも、最初はめちゃくちゃ違和感あるものの、それなりに慣れる。イケメンじゃないと絶対に成り立たない世界だな。とは思うけど。笑笑

  • リアルっぽい感じのSFモノ。SFはあまり趣味じゃない自分も楽しめました。ストーリーが緻密に練られていて面白い。そして、切ない!

  • 旧版既読。
    最初に読んだ時、近未来SFも書けるのか!!と
    その力量に驚いたけど…やっぱ何度読んでも面白い。

    20XX年の近未来、
    人間とワクチンの副作用による突然変異で
    犬の様な尻尾と耳を持つ人種(ビルア種)が共存する世界 。とあるお屋敷の主人が亡くなり、
    主人の形見分けとして貰ったのが
    "何でも望みを叶える薬"
    その薬をもらった4人の話。
    今回は《fake lovers》大学生の八尋と《
    dear brother》お金に困ったテロリスト、バートの物語。

    今回八尋のその後の話が読めて良かった…ヾ(≧∇≦)〃

  • 以前ノベルズやドラマCDで怖いとか辛いとかいうイメージのお話だったので、なんか読みたくないなぁと・・・。

    そうでもなかった(笑)。
    ハッピーエンドではない方は、やっぱり辛いね。

    謎の解明ができるそうなので、あと3冊、楽しみにしていようと思う。

  • 最高だった……。
    シリーズということでどうかなーとドキドキしながら読んだのだけれど、これから毎月、あと3冊追いかけます……。なんというかこう、もどかしくて切なくて愛しくて胸がぎゅぎゅぎゅってなる。BLだけれどそれだけじゃない感じのBLが好き。そしてやっぱりこの作家さんとても好き。続き楽しみ過ぎる。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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