ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~完全版 (ディアプラス文庫)
- 新書館 (2018年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403524615
感想・レビュー・書評
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一穂ガチファンのみんみんからの、課題図書。
2013年頃の作品。版元変更の完全版を入手いたしました。
男子×女子 男子×男子 2カップルそれぞれ同棲中。どちらも愛はあるけど悩みもある。偶然、同じ状況に悩んでいる事を知った男子二人は、メル友から飲み友、そして、居心地の良さに惹かれあいはじめる。
一穂さんが一般小説にしっかり登場してきたのは、2020年くらいだったでしょうか。
こちらも200ページくらいまで、交際中のカップルの不同意状況を、切なく率直に書いて、全く遜色ないです。
最近ドラマ化されたコミック「あなたがしてくれなくても」(観てない。。)も原作は赤裸々でなかなか良いのだけど、それと比べても遜色ないです。
それを惜しげもなくBL小説にしてしまうのは、ファンサなのか、まだ自分の領域を守ろうとする確信犯なのか。一穂さんにしても凪良さん、木原さんなど、一般小説への助走期間ではなくて、全力BLだねえ。
不穏さが上手い。
不憫さが切ない。 -
一穂ミチ先生が有名になってちょっと寂しいから
原点から読み直す週間に突入してみた( ̄▽ ̄)笑
切ない…
今まで雨の日に特別思う事はなかったけど…
こんなドラマチックに書かれるとヤバいです
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2024/04/02
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大分お安かったです、申し訳ないけど一穂さんもうお稼ぎになってるから許して下さい…笑
あ…(꒪⌓꒪)完全版じゃない!!やってしまった、発送準...大分お安かったです、申し訳ないけど一穂さんもうお稼ぎになってるから許して下さい…笑
あ…(꒪⌓꒪)完全版じゃない!!やってしまった、発送準備のお知らせが来てしまいました(T_T)2024/04/02 -
2024/04/02
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あーよかったなぁ。
悶えるなぁこのもどかしい関係。もどかしい状態で暮らすふたりが、もどかしい関係になって、じれったくなる。あぁ、いい、好き…
一穂先生の描く男性はもちろん、女性もわたしは好きだ。ままならない。みんなどこか、ままならない。だから、それが満たされる関係が、とても愛おしい。 -
2022/01/18-01/20
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大好きな作品で何度も読み返している作品です。こんなに切なくて胸が締め付けられるような痛みを感じる恋愛小説は他にないくらいです。二人のそれぞれの葛藤や悩みが手にとるように伝わり、ラストのシーンでは涙が出そうになりました。色々傷つき傷つけてきた二人だからこれから少しずつ幸せになっていったらいいな…本文中要所で登場する「雨」の描写が本当に巧みで一穂先生の描写のうまさ、ストーリーや登場人物を身近に感じさせる文章に感動の余韻が止まりません。
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久しぶりにBL購入。今まで読んだことがない感じの作品でいい本でした。
文章がとてもきれいなので苦しさも嬉しさも切ない感じも気持ちよく伝わってきた。
みんな幸せになって欲しい。
続編もすぐに購入した。
一穂さんはこういう暗めの方が好き〜
不穏と不憫…そうね的確‹‹\(´ω` )/››
ちなみに「ナイトガーデン」は整と...
一穂さんはこういう暗めの方が好き〜
不穏と不憫…そうね的確‹‹\(´ω` )/››
ちなみに「ナイトガーデン」は整と別れた和章のその後の作品ですよ♪
サイズも単行本で高いの笑
サイズも単行本で高いの笑