雪よ林檎の香のごとく 林檎甘いか酸っぱいか(黄)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403221316

感想・レビュー・書評

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  • 志緒age18〜24 桂age 31〜37

    ヒバナ
    太宰治の「花火」を絡ませてのショート
    この話良かった…(´ー`)
    太宰治読んだ事ないけど笑笑

    青、赤、黄
    読み終わっちゃったなぁ…残念

    • おびのりさん
      みんみんさん、こんばんは。
      一穂さん図書館予約しようとしたら、最近のはなかなかの待ちなので、ちょと古めの小説を予約しました。
      BLは、買わな...
      みんみんさん、こんばんは。
      一穂さん図書館予約しようとしたら、最近のはなかなかの待ちなので、ちょと古めの小説を予約しました。
      BLは、買わなきゃダメね。
      2022/09/13
    • みんみんさん
      凪良さんのBLはBOOKOFFでほとんど手に入らないのよ〜(>_<)
      Amazonでポチッと…増えていく本笑

      凪良さんのBLはBOOKOFFでほとんど手に入らないのよ〜(>_<)
      Amazonでポチッと…増えていく本笑

      2022/09/13
  • 今回の黄もよかった。
    特に、志緒の「先生」って呼び続ける理由を、志緒自身から聞けたのが。
    そっか。そうだよね。って感じで。
    自分だけの、特別感。過去は変えられないから。
    あと、美夏ちゃんの気持ちもかわいい。嵐くんは、
    絶対に何もないんだけど、それでも今の気持ちがかわいい。

  • このシリーズ
    文学作品からめてるところが
    前編せつなくて綺麗で。
    志緒君はもちろんだけど
    先生も成長してるよね。
    九年ってそういう時間なんだなと、改めて感じました。

  • 2021/10/04-10/06

  • 林檎の総集編も三冊目、同人誌が出るたびに読んできたものもまとめて改めて読めると本当にしみじみしてしまう。大人になったね、志緒ちゃん。
    赤、青では時間軸に沿っていたものが、ここでは自由に行き来しています。
    十年近くのいろんな時間の行き来を出来るのも醍醐味で楽しいところだし、どんな時間、どんな時にも愛が溢れていてはらはらと胸いっぱいの気持ちが溢れてしまう。
    読んでいるあいだずっと志緒ちゃんの痛ましいほど苦しくてまっすぐな恋焦がれる気持ち、先生の大人としてのずるさや後悔、愛おしすぎて手放せない気持ちがしんしんと胸に迫って、恋をする苦しさもどかしさあたたかさが込み上げてくる。
    届かないでほしい最初で最後のラブレターに改めてものすごく泣いてしまった。

    片想いと恋文がどうしようもなく最高に好きなので書き下ろしで嵐くんとのその後のエピソードに触れてくれていたのも嬉しかったです。
    栫くん……君の存在感が相変わらずすごい。笑
    小話を読み返していたら栫くんと付き合うことに本気で反対してくれる志緒ちゃんに爆笑したんですけど(ですよね!笑)直接は出てこないのにこの影の落とし方はすごいや。
    嵐くんはほんとうにいいお兄さんだ。
    志緒ちゃんが嵐くんの中にも(どこかしらおなじように人当たりが良い)先生とは異なる翳と秘密の匂いがあることを感じ取っていること、嵐くんが存在をそもそも知らなくとも志緒ちゃんの中に先生の存在を感じ取っていること、双方それを口に出さないところがすごく好きです。
    ナイトガーデンで柊ちゃんが自分の中に和章さんが落としてくれたものを誰かが感じ取ってくれたら嬉しいって言ってたのを思い出すや。

    幼いみーちゃんの成長や家族や周囲の人たちとの関係性ありきでふたりの恋がゆっくりと育まれていき、決してふたりだけの世界だけで進行していかないところがやっぱりとても良いなぁ。
    いつまでも終わらない初恋の純粋さで思い続ける志緒ちゃんと、大人であるが故に焦燥や不安を感じ、ずるさと戸惑いとどうにもならなさにもがきながら恋を止められない先生の時折行き違いなら「好きだから」で幾度も気持ちを結び直していくさまがどうしようもなく好きです。

    旅行が終わってばらばらの家に帰るのが寂しくてーーのくだりは弓削先輩と一束だ〜ってニコニコしました。かわいいよね。

  • ラスト、用意周到なシオちゃんにキュン(笑)

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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