- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784401645732
感想・レビュー・書評
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普通の女子大生だったモモコグミカンパニーが、アイドルオーディションを受ける人達はどんな人達なのだろうとの興味からBiSHのオーディションを受け、なぜか受かってしまう。
その後は、BiSHの中で自分だけ取り柄の無い普通女の子だということを思い知らされ続け、自信もなくなり、遂にはやめたいとまで考え出す。
思いとどまって進んでいくのは、BiSH自体への愛と仲間たちのそれぞれの良さがあってこそ。
また、BiSHが、「ありのままの自分」を表現できること
が大きいのだなと思う。
でも、「ありのままの自分」を表現は割と難しいし、世の中と自分がつねにきっちり対峙しなければならない厳しさがある。
メンバーへの思い、何かが変わりたいと思いアイドル活動する中での苦しさ、喜びが、独自の観察眼で描写されていて、この本でBiSHに惹きこまれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普通の大学生がBiSHのモモコグミカンパニーとしてどう成長していくかがわかる一冊。
BiSHの中では一番一般人に近い感覚のあるモモコの言葉で書かれているからこそ響くものがあった。 -
BiSHのメンバーになってからの悩みや思いが素直に綴られていた。
悩んでいることにリアルを感じられ、アイドルの本というよりは、アイドルになってしまった普通の女の子の本という感じ。
モモカンのことが一層身近に感じられる一冊 -
自分の弱い一面にコンプレックスを抱いている方、是非。
気持ちが軽くなる。
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清掃員向けの文書であることには違いないが、
他に推しメンバーがいる清掃員であっても、
きっとモモコグミカンパニーが好きになる。
そんな内容です。 -
BiSHのオリジナルメンバー・モモコグミカンパニーから見たBiSHの3年間が記されている。
その時々でグループがどんな状況であったか、彼女がどんな思いで活動していたか。
全くの素人、普通の女子大生がアイドルになって、
居場所や役割を見つけるため、努力や苦悩は大変なものだったと思います。
人生において、目指す物に情熱を捧げて生きてきた他のメンバーと、ご自身を比較する文脈があります。
モモコさんの生き方の観点、私はとても共感しました。
アイドルグループの話ながら、普通に会社や学校にも当てはまる要素なのでは。
文章も理路整然・客観的に書かかれており、賢い人なんだ…という印象を持ちました。
グループの人気&実力も確かなものとなり、これから先も楽しみ。 -
BiSHの今までの活動などがモモコグミカンパニーさんの視点から細かく綴られている。
オーディションを受ける前のことから今に至るまでのモモコグミカンパニーさんの経験などがたくさん知れる。 -
モモコさんを更に好きになれる一冊
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6人の中でも、モモコっていう一番一般人に近い人の視点から描かれてていました。なので、とても等身大な内容で自分の中で場面場面が鮮明に浮かびました。
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BiSHというアイドルグループに所属するメンバーによる著書。
受かると思ってなかったアイドル
オーディションに合格し、アイドルとしてステップアップしていく。
その中での心情、気持ちの変化が綴られています。
アイドルグループの内側から冷静に客観的にちょっと冷めている感じで世界をみている彼女が届ける言葉
できない自分との葛藤
もがき続ける日々
できないことにチャレンジし、道を切り開こうとする姿勢
成長しているという実感
そうした努力の中、モノクロだった世界はカラフルな世界に変わった。
不器用だけど、悩み苦しみ、それでも前に進もうする彼女の飾らない人間味溢れる文章に心が打たれる。
モモコさんのこと、BiSHのことがもっと好きになりました。