東京レコ屋ヒストリー

著者 :
  • シンコーミュージック
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本棚登録 : 44
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784401642748

作品紹介・あらすじ

1903年から現在まで、東京の音楽文化を発信しつづける"レコード屋"の歴史をつぶさに追った、史上初のドキュメンタリー!東京のレコード店の歴史と実像とトリビアが満載!!

感想・レビュー・書評

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  • レコード屋の歴史書

    なお、文章表現が妙に古めかしいく感じる部分もある。

  • 1903年から現在まで、東京の音楽文化を発信しつづける“レコード屋”の歴史をつぶさに追った、史上初のドキュメンタリー!東京のレコード店の歴史と実像とトリビアが満載!!

    懐かしい店舗名が満載。

  • 合う合わないが強烈にある思う。
    だから評価は★1と★5で別れるだろう。
    自分は★5です! 面白かった!!

    『東京レコ屋ヒストリー』というお題目をストレートに受け取ると肩透かしを食らう…かも。著者の前著『渋谷系』を踏まえて宇田川町レコ村ヒストリーといった方がいい内容にはなっている。
    いや、下北沢フラッシュ・ディスク・ランチが話の要になっているし、90年代DJカルチャーに於いてのレコードショップ・ヒストリーといった方が適切だろうか。

    関係者への丹念な取材と著者の主観のバランスは『渋谷系』と同じ。

    同時代を生きて、ある程度は「渋谷系について」、「DJカルチャーについて」分かった上で若杉さんの趣味と折り合わなければ楽しく読めないのではないだろうか?

    偶々自分はそういう人間だったわけで、★5だったけれど、そうでなかったら★1だっただろう。
    つまり、DJカルチャー的視点で90年代の東京(城南地域)のレコ屋を(ある程度の主観込みで)語ればこうなるということなのだが、このタイトルと想定でそこまで読み込むのはかなりのリテラシーを要求すると思う。

    著者自身は幅広く東京のレコード店の歴史について取材しているし、まとめようとしているとは思う。途中、カットインされたように織り込まれる逸話を出来るだけ入れようとして長くなっていく本文は興が乗って盛り上がっていくDJプレイのようでもあるなぁ。

  • 2016/11/6購入

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著者プロフィール

著作家。栃木県足利市生まれ。CD、DVDのプロデュースをはじめ、RADIO-i(愛知国際放送)、Shibuya-FMなどラジオパーソナリティも担当していた(中学時にブレイクダンスのチームを結成、高校では社会人チームにも所属する)。著書に『渋谷系』『東京レコ屋ヒストリー』『裏ブルーノート』(以上シンコーミュージック・エンタテイメント)、『裏口音学』(芽瑠璃堂出版)『ダンスの時代』(リットーミュージック)など。

「2021年 『Jダンス JPOPはなぜ歌からダンスにシフトしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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