ブラスト公論―誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない
- シンコーミュージックエンタテイメント (2006年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784401619955
感想・レビュー・書評
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これは素晴らしい本だ。この本で笑わなければ友情を育むのは難しいというぐらい!RHYMESTERの宇多丸師匠を中心に童貞をこじらせた三十路達のグダグダ座談会。しかし単に与太話だけで終始しないのが素晴らしい処。
全編パンチラインというぐらい私生活で「使える」キーワードや思考方法が溢れている。30目前で読めて幸せと思うが、中高生にもぜひ読んでもらいたい一冊。
例えば「3枚のカードメソッド」。合コンに行ったとして、自分の持っている客観的なステータスを3枚書いてみる。計らずも自分のキャリアプランやライフスタイルの棚卸しになり、ぜひお勧め。
「生理的に好き」パンチライン。頭では嫌いにならなきゃ!!って思っていても生理的に離れられないという「モテ」の極地を示したお言葉。いやぁ〜深い。深くないけど。
ニュースや政治の話など硬い話を斜め上から、しかし鋭く切っていくエピソードも秀逸。もっとちゃんと考えた方がいいよ!って日頃の鬱憤を晴らしてくれるトークでもある。
後は文章の勉強にもなる。座談会、というかグダグダな数時間の会話を文章に起こす時に、その臨場感と論理的な笑いを両立させるのは難しいと思うのだが、それが見事に実現している。少しだが、そのノウハウも公開されており、多少なりとも文筆業に携わる人は必読!とにかくお勧めです!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定期的に読み直したい一冊。
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ボンクラ男子に萌えて萌えてもんどりうちたい時に読む本。
叶うなら、表紙の写真の居酒屋の店員になって、盗み聞きをしたい。
無愛想な「よろこんでー」を連呼したい。 -
ポピュリズムからファシズムへの流れ、とか。<br>民主資本主義の皮をかぶった社会主義、とか。<br>
あと、だらだら居酒屋談義、とか。 -
世の中を斜めから見ようと思った
パンチラテンプテーション