- Amazon.co.jp ・マンガ (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396782054
感想・レビュー・書評
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(一読後、そのまま本棚へ。
時が変われば、また読みたくなるかもしれない。) -
山本美希さんの作品『ハウアーユー?(2014)』を読了。マジで、傑作。 登場人物のデザインも台詞もストーリーの流れも完璧だったです。 ツミちゃんの優しさが終始、胸に沁みる。何回も読んでいきたい、
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オカルト脳、BL脳でもって蒸発の理由は想像はできる。話しても無駄、自分がいなくなっても大丈夫、とかそんな経緯じゃないかと。そこから総崩れしてしまうひとりの人間を、小学生の視点を通すとあまりに理不尽。
ラストで語られる成長した主人公の独白は、純粋そのもので無邪気な残酷さがありました。好きな人に起こることはすべてが素晴らしく思える。あぁ…
アホな追記:
中島敦の山月記を読み直し…。蒸発したこの父親のことを思い出しました。山月記スピンオフ的に見ると李徴(トラ)が格好良いので袁傪は付いて行ってしまった。 -
旦那が蒸発して取り残された外国人妻とひとり娘。娘は思春期のため、隣家の少女がなにかと奥さんと関わる。よかれと思ってしたことが逆効果だったり、なにげないことが重要だったりする。激動の日々だったはずなのに、少女の記憶はあやふや、というのがリアル。
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読後に残る余韻。知ってはいるが、知らないふりをしてきたことを思い出させられ、気まずくも、どこか安堵感も覚える。この作品にしかない力がある。
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感想がうまく言葉にならない。
夫が失踪して壊れてしまったリサ。母であるリサから目を背けるニナ。リサが大好きな、罪作りなツミちゃん。
「好き」という感情は難しすぎる。 -
線が好き。常套句に潜む日常の裏側。歯車が狂うこと、受け容れること。
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圧倒的な面白さ。
もっとも好きな作家になる予感。
岡崎京子さん復活、いや、継承者としてそれ以上のお仕事をしてくださることを期待しています!!