ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー (単行本)

著者 :
  • 祥伝社
3.95
  • (5)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 98
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396617424

作品紹介・あらすじ

作家・元外務省主任分析官 佐藤優氏推薦!
「一歩先を行くビジネスパーソンに
ジャパニーズウイスキーの知識は不可欠だ。
この本は競争を勝ち抜く武器になる」

*******************************************
"ウイスキーはビジネスの武器になる"
*******************************************
●この30年、オックスフォードやケンブリッジでは、
エリート学生にウイスキーのテイスティングセミナーを行なっていた。
ここの生徒は、将来政治家・官僚・教授・起業家になる連中だ。
30年経った今、英国のトップ層はみんなウイスキーを知っている。

●2019年には河野太郎外相が、ロシアのラブロフ外相に
ジャパニーズウイスキーの「響」を渡した。ウォッカの国、
ロシアでもウイスキーなどのブラウンスピリッツが愛飲され始めている。

――では、日本はどうだろうか。
ジャパニーズウイスキーの世界的人気に反比例して酒離れが進み、
ウイスキーを知らない若い世代も増えた。
このままでは、ジャパニーズウイスキーの火が消えてしまう。
だからこそ、私はこの本で伝えたいのだ。
ジャパニーズウイスキーの素晴らしさを。

「マッサン」のウイスキー考証を務めた著者が、
世界が熱狂するジャパニーズウイスキーの
歴史・広告戦略・盛衰・クラフト蒸留所・課題を
すべてが解き明かす!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ウイスキー検定を受けた後、日本のウイスキーについて深く知りたいと考え購入。

    日本におけるウイスキーの歴史や今まさに増えているクラフトウイスキーの蒸留所まで掲載されており、非常にワクワクした。

    日本の法律上におけるジャパニーズウイスキーの明確な定義がないことが、他の5大ウイスキーとの大きな差であることを知った。
    日本酒や日本ワインのような定義がウイスキーにも欲しいところ

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    「ウイスキーはビジネスの武器になる」そのことに気づいた著者がジャパニーズウイスキーの歴史から広告戦略、規制問題まで幅広く示した解説書。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/658381

  • ウィスキーの歴史について一通り学べる一冊。
    モルト、グレーンなど聞いたことはあるけど、なにを指しているのかよくわからない人もこれを読めば日本人ウィスキー知識ランキングの10%以内に入れると思います。
    クラフトビールが日本全体で大盛況しているものの、クラフトウィスキーを目にしないのは樽に7〜8年以上熟成させないといけないからだと。
    樽、蒸留設備、穀物、熟成年数など変数が多いため、いろんな味を楽しめることがウィスキーの魅力と理解しております。
    大変勉強になりました!

  • ・ウイスキーとその広告を通して、ウイスキーの歴史を振り返る。自分にとって懐かしい広告も紹介されてて尚更親しみを持てた。

  • 2021/07/31

  • 飲みながら語る相手はいないけど、やっぱり飲みながら読むと旨い!
    教養?かどうかはわからなかった。

  •  ウイスキーの世界を一通り押さえつつ、世界で高い評価を受けるようになった「ジャパニーズウイスキー」の歴史から最新の情報までを網羅した一冊。

     昨今、次々に計画が立ち上がっている日本の蒸留所の情報は、ウイスキー好きにはたまらないが、本書が他のウイスキー本と一線を画しているのは、一世を風靡したウイスキーのCMや広告と世相が子細にわたって描かれているところだ。

    「あのCM懐かしい」とか「こんなすごい仕掛けがあったのか!」と楽しむもよし、当時飲んでいた酒との若い頃の自分を重ねてみるもよし。

     ストーリーとして読めて、単なる“ウイスキーの教科書”ではないところが、本書の最大の魅力だ。

     著者の本は何冊も読んで、その知識と教養にはいつも驚いてきたが、本書がイチ押し。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1936年、埼玉県生まれ。京都大学農学部卒業後、国際基督教大学大学院教育学研究科修士課程で2年間学んだ後、高校教員に。後に鳥取大学医学部を経て、精神科医として現在「京都心身・学習総合カウンセリングルーム」を主宰。『私のいじめられ日記──先生、いいかげんにして!』『500人のいじめられ日記──死に急ぐ子どもたち』『いじめないで!──私たちのいじめられ体験』(ともに青弓社)、共著に『受験を勝ちぬく生き方・考え方』『子供たちを元気にしたい──医者が見た、記者が見た不登校』(ともに白揚社)。

「1994年 『いじめないで! 私たちのいじめられ体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

土屋守の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×