2日で人生が変わる「箱」の法則 決定版 人間関係のモヤモヤを解決するために
- 祥伝社 (2017年6月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396616021
感想・レビュー・書評
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「箱」シリーズ第2弾。ルーがいかに箱について学んできたか、が書かれた本。前作を読んで気になったところが書かれてあり、前作同様読んだ甲斐があった。
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0 どんな本?
自身の内部に持っている敵対的な心=「箱」と言
う定義で、人間関係で対立した時の人の内的な部分
の重要性とそれを活用する方法を体系的に教えてく
れる本。全著同様に物語りで分かりやすい。
1 何で読んだの?
(1) 前作が良かったから。
(2) 箱から出る方法と出続ける方法
(3) 箱から出続けれる状態になりたい。
2 構 成
全4部24章構成。補稿を含め333頁
キャップモリアの駐車場でジェニーがプログラムを
嫌がるところから始まり、「全ての人を人としてみ
る事例え相手がそうでない理由を示したとして
も。」と終わる。前著同様物語り形式で分かり易い。
3 著者の問題提起
私達は問題解決以上に望んでいることがある。
4 命題に至った理由
独自のマネージメント研究の成果から。
5 著者の解
箱から出て人を物としてみる事
6 重要な語句・文
(1) 自己欺瞞
(2) キャリーボックス (優越、当然、体裁、劣等感)
(3) 影響のピラミッド(箱から出る→影響力のある
人と関係を作る→関係を作る→聴く、知る→
教え伝える→正す)
(4) 共謀
(5) 澄んだ平和な心を取り戻す4要素
箱の兆候を探す(キャリーボックスとか)、箱の
外の場所を見つける(人や記憶)、状況を改めて考
える(与えた不利益、出来る手助け等)、箱の外に
留まる(行動する)
7 感 想
読んでいて箱から出続けたいと思った。キャリー
ボックスを私は携行している。刺さったのは影響の
ピラミッド深く知りたい事は箱の外に留まる行動。
人に勧めるなら共謀。前著と同様に素敵な図で分か
りやすかった。人生で一番大事な事を教えて貰った。
箱の法則を常に意識して生きて行きたい。
8 todo
(1) 忘れないようにミッションステートメントに加
える。
(2) セミナー等を調べてみる。
(3) 箱の外の場所を3個準備しておく。
(4) 大嫌いな人の状況を改めて考える。
9 問 い
他者とは?
10 答 え
己の鏡
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善く生きることにつながりそう。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』よりもよかったかも。 -
第1弾は本当に衝撃的だった。
この本はその続編の決定版。
続編を読んでなかったのでちょうど良かった。
今回も、ストーリーの登場人物と同じ感情を経由しながら、「箱」の法則についてわかりやすく学べる。
本当に、勉強になります!! -
優越の箱など、人間は箱から物を見ており、
人をひとではなく、ものとみる傾向がある。
その箱の見方を変える、箱から出るという発想は新鮮だった。
ただ理屈としてはわかるが、
実際の日常を箱から見える状態に置き換えるのは難しいと感じる。