- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396613969
感想・レビュー・書評
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いい話がたくさん詰まっているなかでも、日本とトルコ、エルトゥールル号から東日本大震災までの互いに助け合う関係には涙してしまいました。
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私の偏見ですが、今の日本人は、日本に対する愛国心や日本人であることに対する誇りみたいなものがあまり持っていない気がします。
私自身、数年前まではあまり自分が日本人ということに誇りだとかそういうのはなかったのですが、この本を読んで、日本人の素晴らしさが分かりました。
昔の日本人たちの素晴らしさを、今の私たちも持っているはずなので、昔の人達に恥じないよう日々暮らしていきたいと思いました。 -
歴史が苦手だったが、読了後は日本史をもっと勉強しよう思った。日本人であることがうれしくなると同時に、もっと頑張れと背中を押されるような気持ちになった。特に前半のエピソードでは自分の生き方を考えるきっかけとなった。
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本書を読む主なメリットは次の2点。
①学校では習うことができない歴史の裏話を知ることができる
②日本の過去の偉人たちの行動から、自分が悩んでいることについて進むべき道標を示してもらえる可能性がある -
1 どんな本?
日本史から得られる生きる力、困難を乗り越
える力を紹介してくれる本。何のために存在し、
生きるのか?をソフトに問う本。
2 何で読んだの?
(1) 高レビューだから。
(2) 前向きになるエピソードを学びたい。
(3) 前向きになった状態になりたい。 -
人生に必要なことがたっくさん歴史と共に
書かれていておもしろかったです。
相手がいるから、人は幸せになれる。
人と人とのつながり、そこに人生において大切なものがすべてあるそうです。
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「貧しくても高貴」
二元論ではなく、
桜の花、その散り際、散ったあとを愛でるように
一瞬一瞬に美を見つけることが出来るのが、
日本人である。 -
「貧しくても高貴」
日本人ってすごい。
トルコ・ポーランドとの絆に感動した。
『正しいか正しくないかではなく、
粋か野暮かで決める』
こうありたい、と思った。 -
知っている人から知らない人まで、新たな一面を知る事ができた。特に粋な借金は面白い。借金を借りるときの文言があれだけでいいなんて。今じゃ絶対許されないけれど笑、当時の江戸っ子の心意気というか、文化の一部を見事に垣間見る事ができた。他にも、式年遷宮の意義や、坂本龍馬ら幕末に名を挙げた人物のこと…。読むまで知らなかった事をどんどん知れてとても面白かった。
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とても読みやすく、誰もが知っていそうであまり知られていない歴史上のエピソード、興味深いストーリーが収録されている。
日本史の勉強というよりは、戦国時代から近代にかけての日本という国や日本人の素晴らしさを、それぞれの物語を通して著者は熱く語っている。
この手の本は、ややもすると、日本という国にもっと誇りを持とう!的な思想に誘導しがちだが、そこは著者のソフトな語り口が功を奏しているのか、肩の力を抜いてゆるく読める。
全体を通して、幸せとはどういうことか、というテーマが核となっており、戦争や災害の中を生きてきた主人公達には悲壮感はない。
歴史上の人物の人間関係が時代を超えてつながり、絆として現在まで受け継がれている。さわやかな読後感が残った。