外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341244

感想・レビュー・書評

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  • この本、すっごく私好みで面白かった!(^^)♪いつもタツオのように、私好みの本をオススメしてくる直接友人、ありがとう♪そして息子に読ませる前に私に本を回してくれた間接友人に感謝!外資系企業秘書の仕事も、オタク生活もうっすらとしか分からないけれど、職場って外資系でも人間関係こんな感じかぁ(-_-;)と思ったり、読みたい本のため全力を注ぐあたり私もオタクかも…(^^;)と思ったりしながら、楽しくよめた!(^o^)

  • おもしろい(笑)5年くらい積まれてた本を発掘したんだけど、押しかけ厨の章はなんか読んだことあるような?でも、他は思い出せないまま読めたので大丈夫(笑)知らないうちに続編も出ているみたいなので、読んでみようかな

  • 軽く読めて楽しませてもらいました
    仕事のできる人、好き
    仕事のできるヲタク、もっと好き
    というわけで大好物でした

    どんな世界にも
    「できる人」と「それを羨む人」がいて
    できるならば妬まれることなく
    人生を楽しめる方がいいなと

    ノブコの情熱と思考のバランス感覚が好きだな
    熱中するものがあるってことは
    つまらない感情に支配される時間すら惜しんで
    自分の好きなものに没頭できるから

    続巻に出てくる「スプリングロール」のくだり
    ぜひ読んでほしい、、、です

  • バイオレンスな作風の多い祥伝社と思えない♪外資系銀行の秘書だけど、レアでコアなアニオタな帰国子女で腐女子なノブコのお仕事小説。仕事とオタクライフを見事に切り替えながら、オタクである自分を優先する、彼ができてもそれは変わらず(笑)オタクとしては共感より同感ポイントが多い楽しい小説でした。話の中の、いたって個人的な欲求、嫉妬から、彼女の仕事やキャリアや立場に泥を塗るパワハラ、ノブコの悔し涙にはものすごく共感。そこはさすが外資系、日本企業のように被害者を悪者にしない、調査対応をするリベラルなところ羨ましい。

  • 親の都合で中学以降はアメリカで育ったが、日本からのオタクライフラインを止められないために必死で勉強しつつもオタク趣味を貫き続け、就職で日本に戻ってきたオタク腐女子のお話

    僕はここまで深いオタクではないものの、気持ちはわかるかな

    色々なエピソードが盛り込まれているけど、マンガや2ちゃんで聞いたことがあるようなものなので、リアリティはまぁ感じる
    押し掛け厨なんかはその最たるものかね

    押田監督とかバイファロスの元ネタというかモデルは何だろうね?
    響き的に押井守っぽいけど、こんな不遇の名作あったっけ?と疑問に思う
    ダロスとかか?

    まぁそれはそれとして、キャラクターも典型的なオタク成分は残しつつ良いところが強調されている
    スギムラみたいにエロゲTシャツを恥ずかしげもなく着てる人いるよなぁ~ とか
    アサヌマみたいに延々と話す人いるよなぁ~ とか思うものの、彼らはそれプラス良いところもあるんだよね

  • あっという間に読了。いやーおもしろい。時々クスッと笑ってしまった(。・m・)クスうちの旦那もオタクだし、わたしもアニメは好きだけど全然足元にも及びませんでした(笑)ディープな世界と業界用語⁇的なのが散らばってて、はーって!目から鱗でした。ただ…ノブコさんがちょっと完璧すぎたかな。こういう天然っぽい人って実際いるとわたしはだめだわf^_^;そして主人公に盛りすぎな小説も苦手。とはいえ勧善懲悪的な部分もあり、嫌な奴は晒されて去ります。そこは良かった☆続編もいつか読んでみたいな。

  • 腐女子でアニオタのノブコは外の世界ではデキる秘書。女同士の結婚や恋愛に対するマウンティングへの胡散臭さや興味のないノブコに共感。合宿所ネタやセレブなパーティで出会ったのがマイナーアニメに出たアイドルだっりと面白く感じた一方で、マウンティングに対してまったく興味のないノブコが振り回されるのを見守れるか否かで、楽しめるかがかなり分かれる話とも思った。

  • 痛い…小説というより、ライトノベル?最近はやり?のなろう小説に似た構造。
    主人公の女の子は『帰国子女でアメリカの名門大を卒業し、外資系投資銀行に勤務。イケメン外人の上司に恵まれ、社内でモテモテのイケメン外人に好かれてる。友人は世界的セレブ』と設定盛り盛り(笑)中学生の女の子の「私の考えた最強のヒロイン」と言った感じ。
    設定盛り盛りでも別に良いのですが、肝心の主人公のすごさを読み手に伝える具体的なエピソードが無い為、説得力に欠けているのが残念。ごく当たり前の仕事しかしておらず、上司とのやり取りを読んでいても大して頭がキレるとも思えない主人公が何故気に入られているのか理解出来なかった。
    一番痛かったのは、主人公が事あるごとに「みんなが羨ましがるけど私は興味無い」と主張してくる事。ライトノベルあるある「え?俺なんかすごい事やっちゃった?(無自覚)」みたいな?寒いし痛いし、もう読むのが辛くて。鳥肌がたちました。

  • 文句なく面白い。オタクの生態からセレブの様子、外資系の会社内の熾烈な戦い、読みどころ満載である。しかも、文章も軽快とくれば、これはもう読むしかない。

  • これ楽しい!ヲタ活動のためにもう二度と日本を離れたくない帰国子女主人公と彼女のヲタライフを支える従兄他。マウンティングという単語を聞き始めたのはここ1年ぐらい?よくわからなかったんだけど、解説を読んでなんとなくわかりました。マウンティング怖い!しかし彼女の窮地を救ったのがBLCDとは(笑)機密と書いてあり(そりゃそうだ)尚且つ盗んだ女性のパソコン音量オンになってたことで露見。盗人女、上手く立ち回る予定がちと手を出しすぎたんでしょうな。このあたり読んだときはザマァと思いましたよ。さて、これからどうなる?

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著者プロフィール

横浜市出身。服飾デザインを学び、イタリアンブランドでプレスを担当、その後も外資系企業勤務経験を豊富に持つ。『外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常』で作家デビュー。

「2018年 『外資のオキテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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