幕末 戦慄の絆 和宮と有栖川宮熾仁、そして出口王仁三郎 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396316907

感想・レビュー・書評

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  • これがどれだけ史実に近い話なのかとかはいったん棚上げしたとしても、単純にミステリーとして読んでおもしろいとおもう 過去の資料などに散りばめられたピースをまとめたときに、切り取り方ひとつで色んな解釈ができるのだろうが、多少の強引さがあることは否定できないが、それでもはめ込み方が上手くて、それなりに溜飲が下がる

  • 幕末から明治維新にかけての歴史の闇を暴くシリーズ作。
    和宮の死の謎などどこまでが本当かわからないが内容は非常に興味深いものだった。

  • 2014年初出の文庫化。

  • 著者お得意の陰謀史観。

    南朝天皇へのすげ替えを行うために企てられた鳥羽伏見の戦い、英国演出による江戸城無血開城の茶番劇、口封じの為に殺された後も他人がなりすましていた和宮と紛失した左手、持ち駒として利用され棄てられた有栖川宮熾仁親王、その子息の出口王仁三郎、南朝天皇公表を思いと止まらせた北朝士族の反乱、アサヒビール総代にして北朝贔屓の元力士旭形亀次郎…、そしてフリーメーソン…。

    都合のよい史実だけを強引に結びつけているようなんだけれど、妙に辻褄が合う部分があって…。幕末から明治初期の混乱期は、何でもありだったんだろうことを考えると、真実の一端があるような気がしてくる。

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著者プロフィール

札幌市生まれ。米国で不動産投資事業に従事、帰国後、執筆活動に入る。 『龍馬の黒幕』 『幕末 維新の暗号』『幕末 戦慄の絆』『舞い降りた天皇』『龍馬を守った新撰組』(すべて祥伝社文庫)他、タブーを破る歴史ミステリーが読者の心を摑み、大ベストセラーに。近年はYouTube「Kajiチャンネル」でオリジナルな世界観、歴史観、幸福哲学の情報発信を続けている。近著に『軍師 千利休』(祥伝社四六判)がある。

「2023年 『第六天魔王信長 消されたキリシタン王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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