僕は馬鹿になった。: ビ-トたけし詩集 (祥伝社黄金文庫 ひ 2-5)

  • 祥伝社
3.78
  • (21)
  • (23)
  • (24)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 277
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396313012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ビートたけしらしい、毒と自虐が飛び交う詩集。
    でも温かみも感じられる不思議な読感です。

    口調のあらっぽさ、振られた女性への未練たらたらな言葉、暴力を振るう父親の回想、友達の考え方。
    本音を話しているのが感じられて好感が持てる。

    以前道徳について書いた本も読んだことがあるけれど、びっくりするくらい本質を考えて語ろうとしている人だと思う。
    そして、自分ごととしてそれを語る人だから、説教されているように思わない。
    身にしみる言葉もあるかもしれません。

  • 何度も読み返して 何度も発見できる本

  • ロマンチストなたけしの一面を見た。

  • 自己犠牲

  • 素晴らしかった。

    詩ではあるけれど、ほんとうに独り言のよう。
    恋愛詩はとくに繊細でした。

    母親への思いも、痛みも、優しさも伝わってきて、泣けました。

  • いい

  • どえらい人生を送ってきたビートたけし氏は
    どこまでも少年のような屈折したピュアさ、
    繊細でその反面目を話せないような危険さがあるが、
    その実を隠さず吐き出した詩の数々に、
    “マルチなたけし”だから詩の本でも出した、というような
    生っちょろさは感じなかった。

    真摯な、詩の本。
    すごく好きな本だった。

  • 人間、死ねば忘れられるか、話の肴にされるだけ
    人生とは敗北を運命づけられた戦いなのであり
    ゆえに真実は敗北のなかにしか存在しないのである
    …なんてことは誰もいってないけどな
    まあ笑って読もう

  • TVで紹介されていたので手に取ってみました。

    もともと好きな人に入っていたんですが、さらに好きになりました。

    毒舌を吐いても好かれるのは「恥」をたくさんかいて「学ぶ」ことを忘れていないからじゃないだろうか。

    「騙されるな」ガツンときました。

  • 優しさと弱さをもった言葉がつづられていると思った。大好きな本です

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ビートたけしの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
松本 人志
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×