百田尚樹の日本国憲法 (祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
3.71
  • (22)
  • (56)
  • (43)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 467
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396116194

作品紹介・あらすじ

楽しみながら、憲法も安全保障も天皇制も学べる

あなたは日本国憲法についてどれくらい知っていますか。
著者は、この憲法は〝突っ込みどころ〟満載でおかしな点が一杯あると言う。
その説明に目から鱗が落ちるのはもちろん、思わず笑ってしまうことも。
しかし笑ってばかりもいられない。今や尖閣諸島沖には中国船が遊弋し、
ロシア・北朝鮮・韓国など周囲は敵対国ばかり。この状況を作り出したのもまた日本国憲法である。
はたして、この国はどのように守られてきたのか。安全保障について、日本史から読み解いていく。
まさに「わかりやすくて、爆笑するほど面白くて、震えがくるほど怖い(百田尚樹・談)」憲法本!
一家に一冊の必需品です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 明日憲法記念日なので勉強しようと思い、
    読んでみました。

    というのはウソで、最近読んだ百田氏の『野良犬の値段』があまりにも面白く、同時期に出て売れている『新相対性理論』も読んでみたらまた面白い。
    ついでに同時期に出版やはり売れているというこの本も予約したら、たまたま今日になりました。

    百田氏の『日本国紀』が精神的にきつかったのを思い出しました。
    底抜けに楽しかった『野良犬の値段』とはまるで違います。
    2年半前に読んだ矢部宏治さんの『知ってはいけない』を読んだ時と同じような気持ちになったのだと思います。

    つまり「日本が他国から何かされても
    アメリカは助けてくれない」

    憲法改正を訴える百田氏。
    わかりますが、今はコロナとオリンピックでいっぱいいっぱいなのではないでしょうか。
    憲法改正に真剣に取り組む余裕はないのでは。
    誰かが立ち上がって積極的に扇動してくれないと!

  • 憲法を改定する必要性は非常にわかった。しかし、護憲派の言い分も知りたい。

  • まあまあ面白かった。彼のキャラや文体から眉唾的な所もあるが全体としてこの本の主旨は理解できた。現在の憲法の実情がこんなものだとは思わなかった。やはり憲法改正は必要と感じたし、最近話題に登らないのが残念である。

  • 憲法改正したほうがいい派の理屈を非常にわかりやすく説いてくれている。今まで憲法について全く触れてこなかったため保守派側の見解が分からないが、とりあえず今の日本は一度相手に殴らせてからじゃないと手を出せないファイティングスタイルだということは強く理解した。

  • 日本国民は平和ボケしてしまっている。日本国憲法が出来た経緯もだけど、日本を取り巻く現状を考えると改正する必要がある。尖閣・沖縄は自国領土だと公言している中国を始め、日本を仮想敵国とみなしている国に囲まれている。9条があれば攻めてこないとか、戦争するくらいなら占領されてもいいという人もいるけど、香港やウイグルの現実を知ってもそう言えるのか。本気で考えなければならない時だと思います。

  • 2020/12/16

  • いかに日本が平和ボケをしているか、ということを痛感しました。本書の記述をそのまま鵜吞みにするのもいかがなものかと思いますが、物事は様々な角度から見なければならないことを改めて感じました。

    それにしても、誤訳や文法の間違いすら正さないままの憲法って、何なのでしょう。

  • 日本人必読の書。他国の工作員に支配されてる護憲派と言われる人たちに騙されてはいけない。国の歴史をちゃんと知り、誇り高く生きていけるよう、一刻も早く憲法改正してほしい。自民党の国会議員は偽物政治家8割(逆に言うとゼロではない)というのは同感しました!こんな人たちを選んじゃいけないんだけど、選択肢が限られすぎてる現実…

  • これは、読書対象はどんな人かな。日本国憲法に興味のなかった人向けの啓蒙かな。
    内容は、うっすーい。そんな印象。
    色んなところで仕入れ来た知識とそれについて考えたところを、書き散らかしてる感じ。この本だけ読んで終わったらダメで、興味持って、テーマごとにいろんな本を読んで欲しいと思う。
    特に、9条のところは、篠田英朗先生の主張を踏まえて論じないと、全く響かないので。

  • 憲法について勉強になるし、作者の想いも伝わる良い本でした。

全46件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

百田尚樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×