源氏物語の楽しみかた (祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 110
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396116187

作品紹介・あらすじ

作家 髙樹のぶ子さん 推薦
「死」の場面は、なぜ女ばかりなのか
源氏物語の魅力を味わう絶好の入門書

『源氏物語』全五十四帖の現代語訳『謹訳 源氏物語』(全十巻)の著者林望が、
『源氏物語』の味わい方を徹底解説。現代語訳を進める際に残したメモをもとに、
名文、名場面、登場人物など、面白く読むためのヒントを十三の視点でまとめる。
千年の時を超えて堂々生き延びてきた日本文学の金字塔、
その魅力を存分に味わうための絶好の入門書。

本書は、単行本『謹訳 源氏物語 私抄』を新たに「はじめに」を入れるなど加筆修正のうえ、
書籍化したものです

感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語の訳者が読みどころを解説する。人間の喜怒哀楽は1000年前も変わらないと思った。本書の解説を踏まえれば、原文を読む際により深く味わえるだろう。

  • p.2023/6/3

  • 同じく林望先生の源氏物語現代語訳を読みつつこちらを読了。こういう豆知識を持って読むと原作(の現代語訳)がますます楽しい。

  • もっと早く読んでおきたかった。
    早く読んでおけば読んでおくほど、人生豊かになる一冊。

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著者プロフィール

1949年東京生。作家・国文学者。

慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(Pコーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で、国際交流奨励賞。学術論文、エッセイ、小説の他、歌曲の詩作、能作・能評論等著書多数。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。2019年『(改訂新修)謹訳源氏物語』(祥伝社文庫)全十巻。ほかに、『往生の物語』(集英社新書)『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)等古典の評解書を多く執筆。『旬菜膳語』(岩波書店・文春文庫)『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)、『謹訳平家物語』全四巻(祥伝社)『謹訳世阿弥能楽集』(檜書店)『謹訳徒然草』(祥伝社)等著書多数。

「2021年 『古典の効能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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