自分マーケティング―― 一点突破で「その他大勢」から抜け出す (祥伝社新書)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396115579

作品紹介・あらすじ

自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す

感想・レビュー・書評

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  • 自分自身を見失いかけていた時に目に飛び込んできた本。自分という商品価値をどう高めていくか非常に勉強になった。
    そして、もし自分が1冊の本だとして数多くの人の手に取ってもらうために、タイトル、カバーデザイン、キャッチコピーをどうするかという面白い視点がわかりやすかった。
    しっかりと考えてみようと思います。

  • 自分マーケティング―― 一点突破で「その他大勢」から抜け出す
    著:川上 徹也

    まず何か「一点突破」で旗を揚げ、その一点で周囲から認知してもらおう。自分が本当にやりたいことは、そこから広げていけばいい。そして、「自分の商品価値」をさらに高める行動に移る。正攻法というより、「奇襲」の手引きである。しかもかっこいい方法ではなく、泥くさい方法ばかりが紹介されている。

    本書の構成は以下の5章から成る。
    ①なぜ、あなたに「自分マーケティング」が必要なのか?
    ②自分の商品価値を知っていますか?
    ③なぜ、あの人は「一点突破」できたのか?
    ④あなたが「一点突破」する方法
    ⑤あなたの価値を高める「三種の神器」

    自身が開発した「自分マーケティング」について具体例をストーリーを通して感情に語りかけてわかりやすく説明している一冊。
    自分、自分しておらず、他者をしっかりと意識し、今ではなく、未来の視点で描かれたマーケティング。

    多くの成功事例を読みながら、そこまでの成功をおさめることは難しいものの、模倣したり参考にしながら、行動にうつすきっかけは誰でも掴むことができる。

    わかりやすく、読みやすい。全ては読後の行動が大切なのは、本書にも共通している。

  • 2020年33冊目。満足度★★★★☆ 自分マーケティングとは、凡人、弱者が一点突破で「その他大勢」から抜け出す方法。実践ができるかどうかはともかく、事例が豊富で参考になる。

  • マーケティングとブランディングの違い。自分のイメージを自分から相手に伝える行為と、相手に自分に対して良いイメージを持ってもらう行為。
    まずは自分マーケティングから!
    10年前からどれだけ成長していますか?
    あなたは何によって覚えられたいか?この質問に50歳の時に答えられない人は、人生を無駄に過ごしてきたと判断される。ドラッカーの言葉
    一点突破。自分の強みを洗い出す。
    ①業界の当たり前を言語化して発信
    ②誰かの役に立つ事を徹底的に提供する
    ③狭い分野でナンバー1
    ④自分が欲しいものを作る
    ⑤ふたつを掛け合わせる
    旗印の1行と、プロフィールとタグ。
    プロフィールは桃太郎、シンデレラ型のストーリーに。
    タグはアンチタグを設定して、やらない事やりたくない事を避けるようにする。

  • <目次>
    序章  なぜ、あなたに「自分マーケティング」が必要なのか?
    第1章  自分の商品価値を知っていますか?
    第2章  なぜ、あの人は「一点突破」できたのか?
    第3章  あなたが「一点突破」する方法
    第4章  あなたの価値を高める「三種の神器」

    <内容>
    「ブランディング」でなく、「マーケティング」だという。それはまだ自分の価値を誰も知らないから。自分の知っている部分、よく考えると出てくる部分を売り込むのことが「自分マーケティング」。そのために必要なことを具体例も豊富に紹介している。

  • 川上徹也さんの過去の著作を何冊か読み、すでに学ばせていただいているので、既知のことも多かったです。「一点突破」が必要な理由もわかっていました。
    しかし、どうすれば「一点突破」できるか、具体的に自分に当てはめるとなかなか難しいなあ、というのが実感です。
    本書は具体的な事例が載っていて、自分ごととして考えやすくなっていると思います。

  • その他大勢から抜け出したい、と思い手に取った本。

    やはり自分の強み、弱みをまず知ることが必要。自分のことを振り返るきっかけになり良かった。

  • 30名に及ぶ個人の人生に触れ、とても参考になった。
    (アニメキャラクター含む)

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著者プロフィール

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。
大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。数多くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に企業や団体の「理念」を一行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者として知られる。現在は、広告制作にとどまらず、さまざまな企業・団体・自治体などのブランディングや研修のサポート、広告・広報アドバイザーなどもつとめる。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『コト消費の嘘』(いずれも角川新書)、『キャッチコピー力の基本』(日本実業出版社)、『江戸式マーケ』(文藝春秋)など多数。海外においても「ストーリーブランディング」をテーマにした本がベストセラーになっている。

「2023年 『ストーリーブランディング100の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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