- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394301585
作品紹介・あらすじ
蕗屋清一郎は、半年間考え続けたある計画を実行することにした。それは、同級生斎藤勇の下宿先の主である老婆を殺害し、隠しためていた大金を奪うことだ。容疑者として同級生斎藤があげられ、犯人として確定したかと思われたが…。担当の予審判事は、もう一人の容疑者として眼をつけていた蕗屋と斎藤の二人に心理試験を行う。ほかに「二銭銅貨」「二癈人」「一枚の切符」「百面相役者」「石榴」「芋虫」6点収録。
感想・レビュー・書評
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江戸川乱歩の作品はじめて読んだけれど、すこぶる面白かった。一気見に近い感覚で読破。
斎藤くん、ヨカッタネ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023/6/23
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2作目ですでに小五郎ファン
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データを読み解く人側のスキルが肝心
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心理試験はまじで引き込まれる話なので、普通のミステリに飽きたっていう人は読んでみてほしい
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掛け軸を巡っての最後のどんでん返しが凄かった
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他の版でも読んだが文字の読みやすさでは1番。
表題作については何度読んでも飽きず個人的には名作。小物で狡猾という犯人のキャラが秀逸だからだろう。