- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391146875
作品紹介・あらすじ
愛知県のニュータウンではる、なつ、あき、ふゆ。キッチンガーデンで野菜と果実を育て、換気扇もなくお湯の出ない小さな台所で、本物の味がつまった食事を作る。時間が「おいしい」を作るを信条に、畑も料理も気長に気長に根気よく。ていねいに向き合ってきた、87歳と90歳のものがたり。前作「あしたも、こはるびより。」から4年、今回は、次世代に残したい味覚の記憶を綴りました。
─以下目次より抜粋─
英子さんとしゅういちさん/明日へつなぐ食事/季節の味を貯める知恵/なんでも自分流/キッチンガーデンに寄り添って/はなこさんへ伝えたい味/おばあちゃんの出番/ねえやの靴下/しゅうちいさんは身の丈以上、英子さんは何もない
感想・レビュー・書評
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自然で素朴な心優しい生活をご夫婦で営まれた貴重な記録に感謝する想いで読みました。何気ない日常生活こそ大切だと改めて学ばせて頂きました。
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写真が多く、レシピも載っているので英子さんの料理がよく分かります。とても美味しそうです。
材料選びや料理の下準備等々、参考にしたいことがたくさんあるので身につくまでしっかり読みこみたいです。 -
こちらのご夫婦の関連本を数冊読んできました。
足の着いた手間暇かけた食生活、農作業等、どの本も重なる部分が多いのですが、それでも何故か「またかぁ」という気持ちにはならず、読んでいて本当に素敵な生活、ご夫婦だな、とほっこりしつつ、このような丁寧な暮らしにあこがれを覚えます。
この本は英子さんが作る料理のレシピがいくつも載っています。
慎ましい生活を送られていますが、食に関するものについては(特に材料)お金を惜しまず、出すところは出す、とはっきりしていて、自分の物欲が恥ずかしくなり、見直さなければな、と感じました。生きている限り付き合っていかなくてはいけない身体を作る食生活を大切にする姿勢に共感しました。
毎回読了後に思うことは同じで、いつか、こういう暮らし方をしてみたいです。 -
しゅういちさん……
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本当に憧れる生き方。
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大好きな夫妻のフォトブック。
カバーの下に載っているおちゃめ英子さんの写真が可愛らしくて、キュンキュンする。
ニュータウンで、林に囲まれた庭を持ち、悠々自適に暮らすって、なんて素敵なんだろう。
ごはんも、おやつも、保存食まで何でも自分で拵える。
ものは大切に使う。
自分の使い捨て生活を反省します。 -
秀子さんの暮らし方、美しいですね。
自分も歳を重ねてみると緑、土、手作り...
そんな積み重なる時間と愛情を込めなければ手に入らないものに憧れてしまいます。
文章を読んで、写真を見て
羨ましさで、ため息ばかりが出てしまう...(笑
歳を重ねることは美しいことですね。
まだ作っていませんがお菓子のレシピなど気になるものがいくつかありました。 -
慎ましいけれど最高の贅沢。英子さんは家の中のことを最初は本当に何もできなかったけど日々の積み重ねであのようにできるようになったとか。わたしももう少し家の中のこと、できるようになりたい。考えながら動いて、積み重ねていこうとおもいます。おいしそうな料理がたくさんで、寝る前に読むには向いてないと思いました。笑
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保存食を作る過程の香りが溢れて、幸せだろうなー!
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常に前を向いて進んでいる❣️
英子さんのように、探究心を持ち続けたい