- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784389500658
作品紹介・あらすじ
「悪」を主題とした人物史で歴史を通覧する
―隠されてきた「悪」に焦点をあて、真実の人間像に迫る―
■歴史の教科書で活躍する偉人たちの表の顔ではなく、教科書では触れていない裏の素顔に切り込むことで、歴史における彼らの役割を立体的に解き明かす新たな歴史書シリーズの登場です。
■「悪」の定義はさまざまで、反倫理的行いだけを指すのではありません。読者によってもその解釈は多種多様だと思いますが、本書を手がかりに、歴史における「悪」とはなにかを考えてみると、歴史のおもしろさがさらに広がります。
■東アジア編【下】では二十六人を、南・東南アジア編では四人を選択しました。
目次(内容と構成)
感想・レビュー・書評
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悪の側面から人物像に迫る歴史シリーズ。上巻同様、中国メインではあるが、朝鮮とインド・東南アジアも取り上げられている。大院君の章で描かれた李氏朝鮮末期の混沌とした政治情勢が印象に残った。
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悪人ではなかった、歴史が基本的に悪なのは普通か
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東アジア編・下巻。上巻で中国史のみと書いたけど、下巻には東アジアとして朝鮮、南・東南アジアとしてインドが入っています。こういう構成だったのね、失礼しました。
ヌルハチ・ホンタイジの項がよかったですね。オチとしてお酒の付き合いができるか否か、を問うています。この二人担当した人の持ち味なんでしょう。それって、従来語られてきた人物像を見直し、新たな人物像を探るという焦点とは関係ないと思うのですが、人物評としては大いにありだと思います。
ま、担当者の人物評は、結局のところそこ一点に尽きるのかな、という思いもありますが。
歴史上の人物を、身近な存在としてとらえたら?という考え方はいいんじゃないでしょうか。
崇拝しても仕方ないですし、それはフィクションで。 -
東2法経図・6F開架 282A/Ts85h/2/K