東京は、秋 (都市のジャーナリズム)

著者 :
  • 三省堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385412047

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  • 1972年9月から1973年8月にかけて撮影された東京、新宿・上野・渋谷などの街の姿。それらの写真を振りかえる形で、荒木さんと妻・陽子さんの対話がつづられ、二人のかけあいが読んでいてほほえましい。

    道路の修復や建物の取り壊し、生活臭さのあるものの数々。何もないところだと思われるような都市のディティールを、説明的でない写真で切り取ることによって、にじみ出てくる感情を見つけようとする。そんな荒木さんのやさしい眼差しが垣間見える。

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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